7/23(火)完成披露舞台挨拶 レポート

この度公開に先立ち、本作の完成を記念して完成披露試写会を実施し、主演の星野源をはじめ、共演の高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦、正名僕蔵、飯尾和樹(ずん)ら豪華キャストと犬童一心監督が登壇しました。

本作の主題歌であるユニコーンの「でんでん」が流れるととともに、舞台の幕が開き、登壇者たちの姿が現れると、会場は大きな歓声に包まれ会場のボルテージはマックスに!熱烈な拍手や大歓声の中、なんと登壇者たちは後ろにそびえ立つ高さ3mを超える巨大な姫路城を引っ張り、本作のテーマでもある「城丸ごと引っ越し」を地で行く、驚きの演出で登場しました。

城を引っ張って登場する演出に「この感じは初めてですね」と星野も驚きの様子。「今日は来ていただいて本当にありがとうございます」と共演の高橋、高畑と共ににこやか挨拶をしました。観客と「ミッチー!」のコールレスポンスで及川が会場の温度をさらにあげると、続く小澤と正名も自ら即席のあだ名で観客とコールレスポンスで行い、飯尾も自身の持ちネタ「ぺっこり45度」を披露し、早くも爆笑の嵐が会場に巻き起こりました。
犬童監督も「ここだけの話なんですけど、ものすごく面白いんで是非期待してください」と自信をのぞかせる本作。初めて脚本を読んだ印象を聞かれた星野は「脚本をいただいて、それが面白くてしょうがなくて、すぐ出演したいとお話ししました」とすぐに出演を決めたと語ります。さらに「春之介の引きこもり侍という設定から面白いなと思ったんですけど、彼は家でなく職場の書庫版に引きこもっている侍。それを(高橋演じる)鷹村に引きずり出されて引っ越し奉行になりますが、そこで大好きだった本の知識が生きてきて、自分の好きなものをそのまま逃さないで、それを生かして成長していくというストーリーは時代劇では見たことがないのですごく面白くて、しかも最後は感動できるなかなかない時代劇だと思います」と自身の演じる春之介へ思いを語りました。

撮影中は姫路をはじめ、様々な場所でロケをした本作。印象に残っているシーンについて聞かれると星野は「最後の殺陣のシーンをいっちゃん(高橋一生)が頑張った淡路島ですね。砂浜で殺陣をやるので撮影だったので、みんなへとへとな状態なんですけど、その中でもお殿様はずっと籠に入っているので激暑という…」と及川にふると、「殿様なのでみんなより豪華な着物を着ているので、それがまた暑い」と殿ならではのエピソードを披露。「でもとにかく一生くんがかっこよかったよね」と及川も太鼓判を押す高橋の殺陣のシーンでは、劇中で家宝として扱われる巨大な槍・御手杵(おてぎね)を高橋演じる超体育会系の御刀番・鷹村源右衛門が振り回すシーンがあります。「3m強ある槍なんですが、それが重くて。振り回してぴたっと止めた時は大変でした」と見応えのある大立ち回りのシーンについて明かしました。

前任の引っ越し奉行の娘であり、春之介に引っ越しのアドバイスをする於蘭を演じた紅一点高畑の印象に残っているシーンは「春之介にまんじゅうを投げる」シーン。「1回目投げたら右目にヒットしてしまって…絶対2回目は顔に当てないようにしようと思って投げたら左目にヒットしてしまって、源さんをあんこまみれにしちゃいました」と申し訳なさげに語ると、星野は「気を使って、優しいところに当ててもらうよりちゃんと当ててくれって思ってたんですけど、まさか両目に来るとは…まんじゅうって痛いんですね」と珍エピソードを語りました。

そして劇中で春之介が引きこもりゆえに「かたつむり」というあだ名をつけられていることにちなみ、飯尾が特別に登壇者たちにあだ名をつけることに。星野と高橋、及川に3人くっつくように指示すると「3人で…国産ホワイトアスパラです」と伝え、会場は納得の声と共に爆笑に包まれました。他の共演者も「小澤さんはそのアスパラの生産者です。高畑さんは小澤さんのアスパラ農家の三女。小学校時代、給食当番の時に好きな人にはうずら卵を2個あげちゃう。正名さんは、アスパラ農家の老犬で監督はアスパラ泥棒です」と次々と不思議な設定が生まれ、登壇者たちも大爆笑。終始笑いが絶えず、撮影時の和やかな雰囲気が垣間見えるような舞台挨拶となりました。

最後に登壇者を代表し、星野が「今日、初めて日本で映画が公開されます。皆さんが一番最初に観られる方々です。いろんな方に感想をわかちあったり、宣伝したくなる作品だと思います。是非皆さん、自分の言葉でこの『引っ越し大名!』という素晴らしい作品を口コミで伝えていただければと思います。僕はこの作品が約6年ぶりの主演映画になりますが、こんなに素晴らしい作品になって嬉しいです。素晴らしいキャストの皆様に支えていただき、完成した作品です。最後まで楽しんでいってください」と締め、大盛り上がりのまま舞台挨拶は幕を閉じました。