相手役は鈴木伸之が共演!
アクションやコスチュームにも注目して!
あらすじ
草刈蛍は、ごく普通の薬局で働いている薬剤師で穏やかで物静かな立ち振る舞いをしています。
しかしそれは表の顔で、蛍は超実力主義の甲賀忍者の末裔として身体能力の高さとハイテク機器を操り忍びの任務を遂行しています。
28歳の時、一般人と思っていた草刈五郎と結婚し、憧れていた普通の家を手に入れたつもりでした。
夫の草刈悟郎は、郵便局の配達員として働いていますが、実は超保守主義の伊賀忍者の末裔で忍者としての任務遂行は誰もが認める腕前を持ちます。
悟郎も忍者一族から抜け出して普通になりたいと思っていた時に、ごく普通に見える蛍と出会って恋に落ち、普通の結婚生活が出来たことに感謝していました。
ところが2人が結婚してラブラブだったのは最初だけでした。
人一倍気が強く完璧主義で失敗や負けることが大嫌いな蛍と、明るくておおらかで優しい反面ずぼらで鈍感な上優柔不断な性格の悟郎は、すれ違いやかみ合わない会話が続き結婚は破綻寸前の危機に陥ります。
そんな時、蛍と悟郎にはそれぞれにある特殊任務が命じられてーー。
詳しいあらすじは、下記をクリックしてご覧ください。
- 第1話
-
薬局で薬剤師をしている草刈蛍(菜々緖)と、郵便局員の悟郎(鈴木伸之)は結婚して2年半になる夫婦。だが、ラブラブだったのは新婚当初だけで、生活習慣や価値観の違いからささいなことで言い争うようになり、すでに離婚の危機に直面していた。
実は蛍と悟郎は、お互いに決して誰にも言えない“裏の顔”があった。蛍は甲賀忍者、悟郎は伊賀忍者という、日本の歴史の裏側で敵対を続けてきたとされるライバル忍者の末裔(まつえい)同士なのだ。
甲賀一族の蛍は、競馬の人気ジョッキーである姉・月乃楓(ともさかりえ)、薬学部に通う大学生で、ライブ配信動画で稼ぐインフルエンサーでもある妹の雀(山本舞香)がいた。父親の竜兵(古田新太)は、妻の死後、忍者としての仕事を蛍に任せ、アパートでひとり暮らしをしながら飲んだくれていた。
一方、伊賀一族の悟郎には、幼なじみで郵便局の同僚でもある名門家系出身の音無祐樹(勝地涼)、外資系保険会社で働くもうひとりの幼なじみの風富小夜(吉谷彩子)、跡取りではなかったために忍者の修業はしていない祐樹の妻・恵美(筧美和子)らの仲間がいる。
彼らを率いるのは、小夜の祖父で、伊賀一族の最高権力者・風富城水(市村正親)だ。そんな折、蛍は、与党民事党の国会議員・赤巻章介のスキャンダルを掴めとの指令を受ける。一方、周辺の怪しい動きを察知した赤巻サイドは、秘密裏に伊賀一族に身辺警護を依頼し……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第2話
-
薬剤師として働きながら、忍びとして暗躍する甲賀忍者の草刈蛍(菜々緖)は、与党民自党の国会議員・赤巻章介の違法薬物使用疑惑の証拠を掴むよう命じられた。赤巻邸に侵入した蛍は赤巻と対峙したが――。
一方、普段は郵便局員として働く伊賀忍者で、蛍の夫でもある草刈悟郎(鈴木伸之)は、赤巻邸を警護中に不審な人物を発見。手裏剣で攻撃したが、あっさりかわされて逃げられてしまう。その後、音無祐樹(勝地涼)とともに、毒殺された赤巻の遺体を発見する。
すれ違いばかりの夫婦生活に業を煮やした蛍は、悟郎に離婚届を突きつけて家を出、父・月乃竜兵(古田新太)のアパートに身を寄せていた。そこで蛍は、妹の雀(山本舞香)に赤巻邸での出来事を打ち明ける。
同じころ、伊賀グループの本部長・松下昇(小須田康人)は、悟郎から、赤巻が毒殺されたこと、そして現場から逃走した不審者はその身のこなしから甲賀者ではないかとの報告を受ける。松下は、逃げた甲賀者を必ず警察よりも先にとらえるよう、悟郎たちに命じ……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第3話
-
気持ちがすれ違い続ける蛍(菜々緖)と悟郎(鈴木伸之)は、ついに離婚することで同意する。そんな中、蛍にある指令が下る。それは、チャリティーイベントを狙った爆弾テロを阻止せよ、というものだった。
だが、実はこの爆弾テロ情報は、赤巻議員を殺害した甲賀忍者をおびき出すために、伊賀が仕組んだ罠だった。イベントのパーティーでは、甲賀が支持している野党・未来党の党首が挨拶をすることになっていたからだ。悟郎たちの働く郵便局の局長であり伊賀忍者である熊沢治(六角慎司)は、ボランティアの郵便局員としてイベントに悟郎たちが潜入し、テロの阻止に動きだす甲賀者を捕らえよと命令する。一般参加者に怪しまれないよう、パーティーには家族同伴で参加しなければならない。悟郎が蛍との離婚を決意したことを知る同僚の音無祐樹(勝地涼)は、手伝ってくれなければ離婚届は出さない、と蛍に言ってみてはどうかと助言するが……。
一方、蛍や父親の月乃竜兵(古田新太)は、このイベントが伊賀の罠である可能性についても考えていた。蛍は、かつて爆弾テロ事件を防いだことがあるという竜兵に、爆弾を作りそうな人物を調べてほしいと頼む。
そんな折、蛍と再会した悟郎は、恐る恐るパーティーのことを切り出す。会場への潜入方法に苦慮していた蛍は、不機嫌そうな態度を見せつつもこの好機に飛びつき……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第4話
-
甲賀忍者の草刈蛍(菜々緖)は、イベント会場を狙ったテロの際、仕掛けられた爆弾が爆発する直前に、夫の悟郎(鈴木伸之)が自分のことをかばったことに不審を抱く。悟郎は爆弾があることを知っていたのではないか、という疑念だった。一方、伊賀忍者の悟郎も、蛍のカバンの中から爆弾を仕掛けた場所を記した地図を見つけ、蛍がテロに関わっているのではないかと疑っていた。二人は、ともに相手からさりげなく情報を引き出そうとするが……。
同じころ、伊賀忍者の音無祐樹(勝地涼)は、自宅のリビングで、イベント会場に設置した監視カメラの映像をチェックしていた。翌朝、伊賀の本部に報告書を提出しなければならなかったのだ。だが、映像を見ていた音無は、何かに気づき、焦り始める。夫の様子がおかしいことに気づいた妻の恵美(筧美和子)は、「今日の爆発のこと?」と声をかけた。すると音無は、「任務のことに口出しするな」と言い放って家を出ていってしまう。
あくる日、郵便局に出勤した悟郎は、郵便局長で伊賀忍者でもある熊沢治(六角慎司)から、音無が本部からの呼び出しを無視し、姿を消したことを知らされる。伊賀の本部は、音無が第2の爆弾のことを知っていた一人であることから、彼が甲賀に爆弾のことを教えた内通者ではないかと疑っているらしい。一方、蛍のもとへは、家を出て行ったきり連絡が取れない夫のことを心配した恵美が娘の杏(河野彩吹)を連れて訪ねてきて……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第5話
-
仕事を終えた草刈蛍(菜々緒)は、唐揚げ用の鶏肉を求めて精肉店を訪れる。今朝出かける前に、悟郎(鈴木伸之)と約束したからだった。悟郎は、今日も蛍が家に帰ってきてくれると知って大喜びし、蛍のためにノンアルコールのビールを買って帰るとはしゃいでいた。
だが、帰宅する悟郎の表情は朝とは一変していた。昼間、伊賀の本部に呼び出され、赤巻議員の遺体発見直後の防犯カメラ映像を確認するよう求められたのだ。そこには、蛍によく似た背の高い女性が映っていた。映像に残っていたその女性は、悟郎にも見覚えのある、蛍とまったく同じ癖の動きをしていた……。伊賀の上層部には、とっさにわからないと答えた悟郎。
家に帰るのをためらう悟郎は、忍者居酒屋『NINNIN』に立ち寄り、赤巻議員の事件や爆弾テロ騒ぎの際の蛍の言動を頭の中で検証する。しかし、決定的な証拠となるような出来事は思い当たらず、混乱するばかりだった。
いつまでたっても帰って来ない悟郎に憤る蛍だったが、そこへ妹の月乃雀(山本舞香)から、姉の楓(ともさかりえ)が意識不明で病院に救急搬送されたという連絡が入る。蛍は、ちょうどそのタイミングで帰ってきた悟郎をなんとか誤魔化し、病院へと向かうが……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第6話
-
草刈蛍(菜々緒)は、夫の悟郎(鈴木伸之)が伊賀忍者だったことを知る。そして悟郎もまた、蛍が赤巻議員の邸宅に侵入した甲賀忍者だと気づいていた。「知ってしまった以上、けりをつけるしかない」。帰宅した悟郎と、それを出迎えた蛍は、互いに武器を隠し持って対峙する。
蛍と悟郎は、夕食の間も相手の一挙手一投足に目を光らせていた。だが、心の準備ができておらず、行動を起こすことはできなかった。「明日こそ」。ふたりはそう決意し、眠れない夜を過ごす。
あくる朝、ストレッチしていた蛍は、突如背後から投げられた棒手裏剣を素早くキャッチ! それを合図として激しくやりあい始めた蛍と悟郎は、お互いの能力の高さに驚きつつも、互角の闘いを繰り広げる。
甲賀と伊賀、ライバル同士の夫婦が決着をつけるため、激しい闘いの幕が開く!引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第7話
-
互いの正体を知った草刈蛍(菜々緒)と夫の悟郎(鈴木伸之)は、自宅で激しい戦闘に突入する。だが、その間にも幸せだったときを思い出してしまう二人。闘いの最中、悟郎は「好きだ」といって蛍を抱きしめた。蛍も、そんな悟郎にキスをして応えて――。
闘うことを止めた蛍と悟郎は、改めてここ最近の間に起きた出来事を整理する。蛍が赤巻議員の家をドローンで偵察したこと、それが原因で悟郎は蛍と約束したレストランに行けなくなったこと、蛍が赤巻邸に忍び込んだときにはすでに赤巻議員は死んでいたこと、イベント会場の爆弾は甲賀を捕らえるための罠(わな)だったはずが、上の命令で本物の爆弾に変えられていたことを。その際、悟郎は、蛍に結婚を続けたいと申し出るが……。
一方、風富小夜(吉谷彩子)は、赤巻議員を殺したとされる甲賀の女は蛍ではないかと疑っていた。伊賀忍者の総帥でもある祖父・城水(市村正親)にそのことを打ち明けようとした小夜は、ある決心をする。
あくる朝、悟郎は、赤巻議員を殺害した犯人を捜そうと蛍に提案する。伊賀と甲賀の結婚という大問題にどう対処すべきかを考える前に、まず蛍の無実を証明したいというのだ。
そんな折、蛍の妹・月乃雀(山本舞香)のSNSに、「身勝手な者には天罰が下る」というメッセージが届く。“shuriken”を名乗るその人物は、雀の行動を逐一監視しているようだった。
同じころ、蛍には甲賀の仲間から「敵はいつも見ている」という警告が届く。蛍たちを付け狙うのは果たして……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第8話
-
草刈蛍(菜々緒)が夫の悟郎(鈴木伸之)といい雰囲気になった瞬間、蛍のスマートフォンが鳴る。警戒しながら電話に出ると、流れてくる『運命』のメロディー。それは危険を知らせるための甲賀の合図だった。音無祐樹(勝地涼)と風富小夜(吉谷彩子)が草刈家を訪ねてきたのだ。
蛍は、音無たちの相手を悟郎に任せて、2階の寝室に身を潜めた。何も気づいていないふりをすることにして、ふたりを迎え入れる悟郎。そこで小夜は、「甲賀の背の高い女って、蛍さんだよね?」と切り出す。悟郎が防犯カメラの映像を見たときから様子がおかしいことに気づいていた小夜は、蛍が雀(山本舞香)のストーカーを捕まえたときの身のこなしや、イベント会場に男装して潜入し、爆弾を処理した雀の名前を知っていたことなどの証拠を上げ、悟郎から真相を聞き出そうとする。それでも「蛍は甲賀なんかじゃない。普通の人だよ」と言って何とか追及をかわそうとする悟郎。
小夜は、シンクにあった食事の形跡に気付き、蛍が隠れていることを察する。だが、小夜が2階を調べに行ったときには、蛍の姿はなく…。悟郎は、時間をくれないかと小夜に申し出る。蛍と話をして、彼女の口から本当のことを聞きたいというのだ。悟郎に同情した音無が味方をしたこともあって、彼の提案を受け入れることにした小夜は、24時間後に結果を持って本部に来るよう命じるが……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第9話
-
甲賀忍者の草刈蛍(菜々緒)は、殺害された赤巻議員と音無祐樹(勝地涼)の間に、薬物を通じて接点があった証拠を掴む。議員を殺害した真犯人は音無ではないかと疑い、伊賀の本部に向かっていた夫の悟郎(鈴木伸之)に知らせる蛍。だが蛍のもとへ向かおうとした悟郎は、何者かに襲われて拘束されてしまう。
目を覚ました悟郎の前に立っていたのは音無たち、伊賀忍者だった。音無は、蛍から何を聞いたのか、と悟郎を問い詰めた。そこで悟郎は、音無とふたりだけで話がしたいと頼む。
一方、蛍は、悟郎の身を案じ、伊賀の本部・Hattoriビルを訪れる。だがそこで、伊賀忍者たちの襲撃に遭い、逃走を余儀なくされる。そんな蛍の危機を救ったのは、意外な人物だった。
音無とふたりだけになった悟郎は、議員を殺したのはお前なんじゃないか、と切り出すが……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第10話
-
甲賀忍者の草刈蛍(菜々緒)は、伊賀忍者の風富小夜(吉谷彩子)と対峙し、監禁されている夫の悟郎(鈴木伸之)を解放するよう求めた。すると小夜は、悟郎を自由にする代わりに、伊賀の任務を引き受けてほしいと言い出す。その任務とは、ある人物を殺してほしいというものだった。小夜は、蛍がこの任務を成功させれば悟郎に制裁を加えない、と約束する。
草刈家に戻った蛍は、早速、現場となるシンポジウムの会場を調べ始める。一方、音無祐樹(勝地涼)も、蛍に暗殺の任務を依頼したことを小夜から教えられる。音無は、そのことを悟郎が知ったらどうするのか、と小夜に問いかけた。すると小夜は、「言わなければ知ることもない。あの2人、もう会うことはないんだから」と返す。
依然、捕らわれの身の悟郎はその事実を知ることもなく、蛍は無事に逃げおおせたと思っていた。蛍は、父・月乃竜兵(古田新太)のアパートで武器の準備をするとともに、妹の雀(山本舞香)、伊賀忍者ながら蛍と行動をともにしてきた宇良豹馬(藤原大祐)に、伊賀から暗殺の依頼を受けたことを伝える。蛍の覚悟を知った竜兵は、「必ず、生きて戻れ」と告げて蛍を見送り……。
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
- 第11回(最終回)
-
草刈蛍(菜々緒)と夫の悟郎(鈴木伸之)は、殺害された赤巻章介衆議院議員(信太昌之)の邸宅を調べていた。そこに、蛍の妹・月乃雀(山本舞香)から連絡が入る。蛍や雀たちの母親を殺した斉藤という男の正体は、伊賀一族の総帥・風富城水(市村正親)だという知らせだった。それを知って大きなショックを受ける悟郎。
赤巻邸を後にした蛍たちは、突然、何者かに襲われる。蛍をかばい、飛んできた手裏剣を受けて倒れてしまう悟郎。襲ったのは、城水の孫娘・小夜(吉谷彩子)だった。悟郎は、蛍に抱きかかえられたまま、意識を失っていき……。
数日後、意識のない悟郎と、それを見守る蛍。二人は長野にある山小屋にいた。山小屋を手配したのは蛍の姉・楓(ともさかりえ)だった。
一方、城水は、ガンに侵され余命いくばくもない息子の城一郎(河野達郎)を救うため、ある目的をもって蛍を探していた。だが、蛍の行方はつかめない。城水は、苛立ちを抑えながら、一刻も早く蛍を見つけ出すよう、本部長の松下昇(小須田康人)に命じる。
同じころ、蛍たちの父・竜兵(古田新太)も姿を消してしまい……
引用:「忍者に結婚は難しい」公式サイト
登場人物(キャスト)
木曜劇場「忍者に結婚は難しい~」の登場人物(キャスト)をご紹介します。
※ 公式サイトを参考にしています。
【草刈蛍(くさかり ほたる)/ 役:菜々緒】
薬局勤務の薬剤師。しかし、実はその日常の姿とは裏腹に、古来より伝統の続く甲賀忍者の末裔。穏やかで物静かな立ち振る舞いだが、それは正体がばれないようにおとなしく忍んでいる表向きの姿。実は人一倍気が強く、完璧主義で失敗や負けることが嫌いで、時々、本音の毒舌が漏れ出てしまう。また、その身体能力の高さを毎朝ストイックなジョギングやトレーニングで鍛錬し、日常生活では忍者らしい振る舞いを周囲にバレないように過ごしている。28歳のときに、一般人(と思っている)の悟郎と結婚。
【草刈悟郎(くさかり ごろう)/ 役:鈴木伸之】
世田谷中央郵便局で配達員として勤務する。しかし、裏の姿は、伊賀忍者の末裔。明るくておおらか、やさしくて力持ちで癒やし系の一面もある一方で、能天気で面倒くさがり、ずぼらで鈍感、かつ気弱で優柔不断という性格を持ち合わせている。しかし、忍者としての任務遂行においては、機敏な“忍び”としての行動に長けていて、忍者らしく手裏剣だけは誰もが認める腕前を持つ。
蛍の妹。薬学部に通う大学生。ライブ動画配信で月収30万円程稼ぐインフルエンサーでもある。InstagramやTik Tokなど、さまざまなSNSにて忍者のコスプレ姿でダンスなどを発信し熱狂的なマニアから人気を得ている。好きなことしかしたくない自由人だが、実はとても家族思いで、ごく普通の恋愛に憧れていて、一般人と結婚できた蛍は雀の理想。
蛍の姉。母親を亡くした後は父と妹たちの面倒を見ていたしっかり者で、金にだらしがない父を反面教師に金銭への執着が強く、強引な性格。だが、それは蛍たちの幸せを思う優しさが根底にあるがゆえ。また、指令を蛍に任せっきりなことを姉として気にする一方で、自身に結婚願望がないこともあって、夫婦生活がうまくいっていない様子の蛍には、ことあるごとに離婚を勧めている。
蛍の父。忍者としての仕事を蛍に引き継いでからは無職。中野のアパートで一人暮らしをしていて、いつも酔っ払っているが、若い頃は優秀な忍者として指令を遂行していた。酒ばかり飲むようになったのは妻を亡くしてからで、蛍たちは仲のいい夫婦だったためそのショックから酒に頼っていると思っているが…。
世田谷中央郵便局勤務。悟郎の幼なじみ。エリート上忍(忍者階級の最高峰)の家系で出世コースを邁進していて、仕事、任務、人付き合い、何をやっても器用にこなし、上司や部下からの信頼も厚い。悟郎とは現在も親友の間柄だが、仕事も結婚も親の敷いたレールに乗って生きてきた自分と違い、一族の人間ではない蛍と結婚した悟郎にひそかに驚きと羨望(せんぼう)を抱いている。
祐樹の妻。伊賀一族の血を引いているが自分は跡取りではなかったため忍者としての修行もしておらず、現在は専業主婦。祐樹との間には5歳の娘がいて、典型的なかわいらしい良妻賢母タイプの女性。
外資系保険会社外交員。悟郎の幼なじみ。名家の超エリート上忍で、仕事も忍者としての任務も優秀。悟郎の初恋の相手で、小夜も悟郎にほのかな恋心を抱いていた。3年ぶりに再会した悟郎が結婚していたことにひそかにショックを受けたものの、離婚寸前だと聞き恋心が再燃していく。
伊賀一族の最高権力者、総帥。小夜の祖父。最強の組織と評される伊賀一族の総帥として、温かくも威厳をまとうカリスマ的存在。小夜に対しては孫といえど厳しく当たっている。
相関図
木曜劇場「忍者に結婚は難しい」の相関図をご紹介します。
登場人物たちの関係が一目で分かるので、ドラマを観る時には欠かせませんね!
原作は漫画?
木曜劇場「忍者に結婚は難しい」の原作は、小説家・横関大さんの同名小説です。
2022年6月に刊行され、忍者ラブコメディーとして人気の作品です。
横関大さんの作品では「ルパンの娘」が同じく木曜劇場でドラマ化され、深田恭子さん主演で話題になりました。
「ルパンの娘」は2020年にシリーズ2が、2021年には映画化もされた人気作品です。
「忍者に結婚は難しい」は、放送時に横関大さんの最新作でした。
執筆中も映像化されたら面白そうだと思っていたというエピソードがあります。
「忍者に結婚は難しい」もシーズン2や映画化も期待できる作品だと思います。
原作は小説で、漫画ではないかという噂もありますが、漫画化はされていません。
ただ、内容的には漫画化されても本当に面白くなりそうなエンタメ性を持っていますね。
漫画でのアクションシーンなども読んでみたくなる小説ですので、今後漫画化されたら追記してご紹介します。
原作ネタバレ・結末や犯人は?
ドラマの原作小説「忍者に結婚は難しい」のネタバレや結末も気になりますね。
小説の結末までをサクッとまとめています。
原作小説では、敵対する忍者であることをお互いに秘密にしていた蛍と悟郎は、正体を認めることになります。
話し合いで武器を持たずに戦い、どちらかが戦闘不能になるまで戦うことを決めますが、やはり愛し合っていることを確認するのでした。
伊賀忍者たちに追われることになった蛍と悟郎は、意を決して伊賀忍者の上忍で国会議員だった赤巻殺害の真犯人を2人で探し、伊賀との交渉をすることにします。
真相を探る中、政府がいわく付きの土地に非常に危険なものを埋めようとしていることが浮かび上がって来ます。
そんな中で蛍と悟郎は伊賀忍者に追いつかれ拘束されてしまいますが、甲賀忍者たちの協力で蛍は脱出し、悟郎も救い出します。
一連の事件の黒幕は、伊賀忍者の最高権力者である風富城水でした。
城水に対峙する蛍と悟郎は真実を問いただします。
そして赤巻を殺害したのは城水から指示を受けた孫の風當小夜で、城水のもう一つの目的は蛍の実家である甲賀の名家・月乃家に伝わる奥義『生延の術』を手に入れることでもありました。
蛍の活躍で難を逃れた悟郎でしたが、蛍はある言葉を残して悟郎の前から姿を消します。
その後伊賀忍者の中で降格になった悟郎は忍者ライフが終了し、普通の生活を手に入れます。
蛍が去り、悟郎は毎週キャンプ場へ通うようになります。
物語のラストで、キャンプをしていた悟郎は突然背後に人の気配を感じるのですがーー。
悟郎が感じた人の気配は誰だったのかは描かれていませんが、きっと蛍なのではないでしょうか。
原作小説「忍者に結婚は難しい」はめちゃくちゃ面白いので続編を読みたくなる作品ですね。
そうなると悟郎は伊賀忍者ではなくなったので、蛍と共に甲賀忍者になるのか、憧れていた普通の人として生きることになるのかも想像してしまいます。
蛍も普通の人になって、悟郎と喧嘩しながらも温かい家庭を築いて欲しい気もします。
主題歌・挿入歌
主題歌
木曜劇場「忍者に結婚は難しい」の主題歌は、aikoさんの「あかときりロード」です。
「あかときりロード」は、「忍者に結婚は難しい」初回放送翌日にリリースされた新曲で、aikoさんらしいかわいらしいサウンドとちょっと切なさを感じるエモーショナルな楽曲です。
もちろん作詞作曲はaikoさんが行っています。
挿入歌
木曜劇場「忍者に結婚は難しい」の挿入歌は、出演している鈴木伸之さんの「Ambivalence」です。
鈴木伸之さん自身もファンであるDISH//の橘柊生さんに依頼し、演じるキャラクターや男目線の歌詞やマッチする曲調を話し合ってコラボレーションのような形で完成した楽曲です。
鈴木伸之さんは俳優という印象が強いですが、芸能界入りしたきっかけは歌手オーディションで、歌手活動をしていくことは目標の1つだそうです。
「忍者に結婚は難しい」の挿入歌も聴き逃さないようにしてくださいね!
まとめ
木曜劇場「忍者に結婚は難しい」は、現代に生きながらえている忍者の末裔たちというコミカルな世界観と、主人公の夫婦が表と裏の顔の二面性を持ちながら織りなしていく忍者×夫婦ラブコメディーです。
ストーリーだけではなく演出や衣装なども楽しめる作品ですので、菜々緒さんと鈴木伸之さんの美男美女仮面夫婦(?)の物語をぜひ視聴してください。