アウトサイダーな3人トリオの刑事が、大活躍!
これまでの刑事ドラマの常識をぶっ壊す!
あらすじ
桜町中央署の刑事課に、警視庁の組織犯罪対策部(通称:マル暴)から架川英児が飛ばされ赴任してきました。
架川はダブルのスーツにサングラスという、所謂任侠ファッションに身を包んだ怪しいオヤジ刑事です。
刑事課のさわやかエースとして周囲から非の打ち所がないと評価されている刑事・蓮見光輔は警戒しますが、架川とバディを組むことになってしまいます。
直後に刺殺事件が発生し、現場で血を見た架川は倒れそうになってしまいます。
架川に呆れながらも捜査を的確に行っていく蓮見ですが、余りに完璧過ぎる刑事である蓮見の姿が逆に架川の勘に引っかかることになります。
実は蓮見は、誰にも知られてはならないヤバい秘密を抱えていたのです。
そんな奇妙な架川と蓮見のバディに、新米刑事の水木直央の面倒を見ることが命じられます。
水木の父は警視庁副総監の有働弘樹ですが、娘が独り立ちするためにとその事実は隠されていました。
水木は安定した公務員になって事務職を希望していたため、不本意な刑事課での仕事はノリ気ではありませんでした。
図らずも共に仕事をすることになった3人でしたが、”見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事”と”一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事”、さらには”安定した就職先として警察を選んだ新米刑事”というクセの強すぎる訳ありトリオが結成されてしまいます。
この警察組織の中で異質な存在=アウトサイダーな3人が、持ちつ持たれつ難事件の数々に挑んでいきます。
しかし、次第にそれぞれが背負う過去の真実も明らかになり、物語は壮大な復讐劇へと発展するのです。
アウトサイダーな3人の刑事たちが選ぶ正義とは、いったいどんなものになっていくのかーー!?
詳しいあらすじは、下記をクリックしてご覧ください。
- 第1話
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桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔(濱田岳)は、不審な男が職務質問を振り切って逃走したという一報を聞き、現場に駆けつける。人質を取ってたてこもった男を冷静に諭し、投降させるまであと一息…というところで、突然、ダブルのスーツにサングラスという任侠ファッションの男が乱入! 鮮やかなアクションで、不審者を取り押さえた。瞬時に場をおさめたこの男こそ、刑事課に異動してきた架川英児(西島秀俊)。警視庁の組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”から飛ばされてきたオヤジ刑事だった…。
その矢先、大学教授・最上憲彦(飯田基祐)宅で、ハウスキーパー・永峰弓江(室井滋)が刺殺される事件が発生。英児と光輔がバディを組んで捜査をはじめたところ、憲彦の娘・亜由美(星南のぞみ)ら最上家の面々にはそれぞれウラの顔があることがわかり…!? また、憲彦の息子・賢太郎(上原佑太)が、事件直後から姿を消している事実も発覚する。
賢太郎の行方もさることながら、英児が気になったのは刑事として完璧すぎる光輔だった。英児は、光輔が笑顔の奥に冷たい闇を宿していることを見逃さず…!?
そんな中、2人は新米刑事・水木直央(上白石萌歌)の面倒を見ることになるが、実は直央は警視庁副総監・有働弘樹(片岡愛之助)の娘だった――!? 有働は、組織犯罪の撲滅をスローガンに掲げる政界のホープ・小山内雄一(斎藤工)に心酔していて…。引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第2話
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河川敷で若い女性の遺体が見つかったという知らせが入り、桜町中央署刑事課の面々、架川英児(西島秀俊)、蓮見光輔(濱田岳)、水木直央(上白石萌歌)は臨場する。ド派手なファッションの遺体を見た直央は思わず「なんか“パリピ”って感じ…」と感想をもらす。
直央の印象どおり、被害者の松原みちる(立石晴香)は会社員として勤務するかたわら、週2日キャバクラで働いており、事件の夜はパリピたちが集まるイベントに参加していたことがわかる。そのイベントとは大手玩具会社の創業者を祖父に持つ、起業家にしてYouTuberの御曹司・新見一隆(森田甘路)の“爆誕祭”、つまり誕生パーティー。高級タワーマンションの最上階にある新見の自宅で行われたこのパーティーに、みちるはキャバクラの同僚である麻衣(黒崎レイナ)、亜希(福室莉音)、理恵(木下愛華)を引き連れて参加したようだった。みちるはセレブ志向が強く、新見の妻の座を虎視眈々と狙っていたらしい。
まもなく、みちるたちがパーティーの最中、しばらく姿を消していた時間があることが判明。キャバクラ店を訪ねた架川と光輔は、麻衣たち3人がみちるの死を悲しむフリをしてウソ泣きしていることに気づき、彼女らの犯行を疑うが…!?そんな中、ひそかに光輔の正体を探っていた架川は、彼がまったくの別人であり、“蓮見光輔になりすましている何者か”であることに気づく。刑事になりすます、という危険きわまりない行動の背景には、警察組織の上層部の関与があることは間違いないだろう…。そうにらんだ架川は、秘密を表ざたにしないかわり、ある取引を光輔に持ちかけるが…!?
引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第3話
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桜町中央署の新人刑事・水木直央(上白石萌歌)は帰宅途中、フラフラと街中をさまよい歩く幼い女の子を見かけて保護する。その女児・多村凛(いろは)は母の加奈子(寒川綾奈)と2人暮らしだというが、夜遅くなっても母親が帰ってこないため、行方を捜していたと話す。
最近、地域で若い独身女性の失踪事件が2件続いていることから、直央は加奈子も含めて3人とも同一犯に誘拐されたのではとにらみ、架川英児(西島秀俊)と蓮見光輔(濱田岳)に事件性があると主張。警視庁組織犯罪対策部への返り咲きを狙う架川は上層部への点数稼ぎのため、直央とともに捜査に乗り出す。
まもなく、加奈子がシングルマザーであることを隠してマッチングアプリに登録していた事実が判明。失踪した2人の女性も同様にマッチングアプリに登録していたことがわかり、それらの糸口から、“人類総帥”と名乗って覆面ライブ配信を行う謎の男の存在が浮上! さらに、イケメン生物学者・山野井昭(味方良介)も事件の背後に見え隠れして…。そんな中、架川は、警視庁組織犯罪対策部時代の元上司・藤原要(柳葉敏郎)に頼んで、光輔の過去に探りを入れてもらう。だが、それが思わぬ事態を招くこととなり…。
引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第4話
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警視庁生活安全部の参事官・黒石元警視正(井上肇)が自宅アパートで自殺した。黒石は組織犯罪対策部の部長候補と目されていたが、数カ月前、若い女性との不倫が週刊誌に報じられて依願退職したばかりだった。
知らせを聞いた桜町中央署刑事・架川英児(西島秀俊)は、がく然! 黒石は架川にとって何かと目にかけてくれた“恩人”だったのだ。まもなく、黒石が死の直前、架川に手紙を遺していたことが判明。「あれは罠だ。私ははめられた。君も気をつけろ」というメッセージを読んだ架川は、蓮見光輔(濱田岳)、鑑識の仁科素子(優香)を巻き込んで誰が黒石を罠にはめたのか真相を探りはじめる。また、水木直央(上白石萌歌)には黒石のスキャンダル相手・森沢未央(喜多乃愛)に接触するよう依頼して…!?やがて背後に暴力団“鷲見組”がからんでいることに気づいた架川と光輔は、真実を求めてウラ社会の大物のもとに乗り込む。その相手とは、鷲見組の敵対組織“一途会”の最高顧問・手嶌春(浅野ゆう子)。彼女は、情報提供の見返りにとんでもない要求を突きつけるが…!? そして、春が示した糸口から、アウトサイダートリオを揺るがす衝撃の新事実が浮かび上がることに…!?
そんな中、光輔の素性を怪しんでいた警視庁人事一課・羽村琢己(福士誠治)は“なりすまし”の証拠を入手すべく、さらなる暗躍を開始して…。
引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第5話
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出頭して自らの罪を洗いざらい告白する…。そう約束した“マル暴”時代の元上司・藤原要(柳葉敏郎)が何者かに射殺され、桜町中央署刑事・架川英児(西島秀俊)はショックを隠せない。藤原を殺した男が、蓮見光輔(濱田岳)の父・梶間優人(神尾佑)の冤罪事件にからんでいることを直感した架川は、光輔から10年前の事件の全貌を聞きだす。
光輔によると、長野県警の生活安全部刑事だった優人がホステス殺人の容疑をかけられたのは当時、県警の会計係長だった”折原大吾”の証言によるところが大きいという。折原は、優人と被害者・歌川チカ(水崎綾女)が愛人関係にあったという根も葉もないデタラメを証言したのだ。殺された藤原もまた、別件で信濃一家を調べている最中、あるリストから折原の存在に行きついたと話していた…。おそらく、折原という男が何かを握っているに違いない…。その矢先、管内の雑木林から死後5年ほど経過した若い男の白骨死体が見つかる。まもなく、遺体の身元が暴力団“仁英組”の構成員・楠本貴喜(横山涼)と判明。彼は生前、裏稼業から足を洗いたいと考えていたようで、更生して清掃会社を営む元暴力団員・小松崎実(デビット伊東)に相談を持ちかけていたことがわかる。だが、架川、光輔、水木直央(上白石萌歌)が捜査をはじめたところ、組織を抜けたいと思っていたはずの楠本が組長をあおって傷害事件を起こすなど、矛盾する行動を取っていたことが明らかになっていき…!?
そんな中、自身のペン型ボイスレコーダーと直央のペンを取り違えたことに気づいた、架川。自分たち2人の秘密の取り引きを、直央に知られてしまったのか…!? 架川は意を決して、直央を呼び出すが…。引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第6話
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10年前、蓮見光輔(濱田岳)の父・梶間優人(神尾佑)が冤罪に巻き込まれたホステス殺人事件の手がかりを求め、架川英児(西島秀俊)は単身、長野県春蘭市に乗り込んだ。その直後、桜町中央署管内では、看護師・今野静香(高橋美津子)が何者かに駅の階段から突き落とされる事件が発生。静香は幸い一命をとりとめたものの、意識不明の状態だった。
蓮見光輔、水木直央(上白石萌歌)らが防犯カメラを確認したところ、黒のパーカーとマスクで顔を隠した謎の男が静香を押して走り去っていたことが発覚。だが、静香は元入院患者・白土祐吾(七瀬公)も見舞いに訪れるほど同僚や患者から慕われているらしく、トラブルに巻き込まれている様子はなさそうだった。
また、事件発生時、被害者はコアなファンが多いアニメ『降魔の射手』のキャラクターアクリルキーホルダーを握りしめていたが、娘の萌(リコ)によると、静香はアニメにまったく興味がなかったという。ところが、スマートフォンの履歴を調べると、彼女は事件直前、『降魔の射手』のファンが殺された半年前の未解決事件を検索していたことが判明。なぜ静香がその事件を調べていたのか、光輔と直央は関係を探りはじめる。その頃、架川は10年前のホステス殺人の被害者・歌川チカ(水崎綾女)が勤めていた店『コフレ』を訪れていた。古参のバーテンダー・立石錠(正名僕蔵)の情報から、当時の人気ホステス・田並史江(高橋かおり)の存在にたどり着いた架川。史江は“ある人物”を捜してくれたら、架川の質問に答えると、交換条件を突きつけて…!?
引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第7話
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10年前のホステス殺人の手がかりを得るため長野県春蘭市に乗り込み、何者かに拉致された架川英児(西島秀俊)。その男が、“マル暴”時代の上司・藤原要(柳葉敏郎)を殺した張本人だと直感した架川は、自由を奪われながらも必死に抵抗。ついに拳銃を向けられ、絶体絶命の危機に! そのとき、現れたのは…!?
一方、蓮見光輔(濱田岳)と水木直央(上白石萌歌)は10年前の事件の被害者・歌川チカ(水崎綾女)の息子・涼牙(小越勇輝)を訪ねる。光輔は「どんな小さなことでもいいから事件のことを思い出してほしい」と嘆願するが…!?
そして、光輔から10年前の事件には当時の長野県警上層部がからんでいると聞いた直央は、当時、長野県警の本部長だった父・有働弘樹(片岡愛之助)にうっすら疑惑を抱いて…。それぞれのルートで、10年前のホステス殺人の真相に迫っていく、3人…! ついにたどり着いた、衝撃の【黒幕】とは…!?
引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第8話
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それぞれの道筋で、10年前のホステス殺人事件の真相を追い続けてきた架川英児(西島秀俊)、蓮見光輔(濱田岳)、水木直央(上白石萌歌)。架川と光輔は、数日前に死体で見つかった元長野県警会計課長・折原大吾(亀吉)に焦点を当てる。
折原は、10年前の被害者・歌川チカ(水崎綾女)と光輔の父・梶間優人(神尾佑)が愛人関係にあると偽証した人物だが、3年前に長野県警を退職。上京後、あるビジネスで成功し、借金を完済していたことがわかる。さらに深掘りすると、そのビジネスのウラに信濃一家組長・当麻秀和(鈴木一真)の影が見えてきて…。
そんな中、警務部人事第一課・羽村琢己(福士誠治)の捜査で、信濃一家に警察への内通者がいた疑惑が浮上。当麻の愛人だったチカがその内通者だとしたら、彼女の裏切りを知った当麻が殺害した可能性も高い。架川たちは一気に当麻への疑惑を深めていくが、同じ頃、当麻は今度こそ架川を消せと手下に指令を出していて…。
一方、父・有働弘樹(片岡愛之助)への疑惑を抱いた直央は、複雑な思いに駆られながらも、ある目的のためチカの息子・涼牙(小越勇輝)に再度の接近を試みて…!?そして…ついに架川、光輔と当麻が直接対決を果たす瞬間が…!? すべての点がつながったとき、その線がたどり着いた先は…!? しかし、またも卑劣な妨害が入り、架川は抜き差しならない状況に追い込まれてしまい…。
引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
- 第9話(最終回)
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殺人未遂容疑で指名手配されてしまった、桜町中央署刑事・架川英児(西島秀俊)――。蓮見光輔(濱田岳)たちも架川の行方を追うよう命じられるが、その直後、なじみの居酒屋“龍宮城”に身を潜めていた架川の前に、追手が現れて…。その頃、父・有働弘樹(片岡愛之助)への思いから光輔の協力要請を断った水木直央(上白石萌歌)は、自分の判断は正しかったのか揺れ動き続けていた。
その矢先、有働と小山内雄一(斎藤工)は、警務部人事第一課・羽村琢己(福士誠治)の周辺捜査から、ついに光輔の素性に気づく。有働は光輔を架川の共犯として指名手配する決意を固めるが、そんな光輔のもとに突然ある人物が現れ…!?
いよいよ、すべての謎が解き明かされる最終話! アウトサイダートリオはそれぞれの正義を貫くことができるのか!?引用:「警視庁アウトサイダー」公式サイト
キャスト
登場人物
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」のキャストをご紹介します。
※ 公式サイトを参考にしています。
桜町中央署刑事課警部補。警視庁組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”の刑事だったが、あるトラブルに巻き込まれ、所轄の刑事課に左遷された。サングラスにダブルのスーツを着こなし、見た目は極道そのものなのに、血を見るのが苦手という意外な一面も。ときには組織のルールも破り、グレーな手段に出ることもあるが、元マル暴ならではの視点で事件解決のきっかけをつかんでいく。
反社会的勢力を許す気はないが、そこからはみ出した人間には更生の道も示すなど、実は人情に厚く、世話焼きな面もある。本部への復帰を強く望み、そのために光輔と手を組むが…!?
『はぐれ刑事純情派』の安浦刑事を崇拝する。コーヒー党。
桜町中央署刑事課のエース。捜査力はもちろん、人あたりも柔らかく、まさに非の打ち所のない刑事。しかし、実は彼が刑事になった背景には誰にも言えない大きな秘密があり、本来の人格をひた隠すため、常に穏やかな笑みを携えていたのだ。そんな中、英児に秘密を感づかれ、彼の上層部への点数稼ぎに協力するという交換条件をのみ、いびつなタッグを組むことに…。
頭もキレ、冷静沈着で推察力も高い。刑事の基礎に忠実だが、土壇場で独特なひらめきを見せることが多く、そこは英児も一目置いている。英児と直央を操る、司令塔的な存在。
桜町中央署刑事課に応援配属された、新人刑事。幼少期に両親が離婚し、母と2人暮らし。実父は警視庁副総監だが、直央に独り立ちしてほしいという父の意向でその事実は周囲に伏せられている。警察官になったのは安定した公務員になりたかっただけで、もともとは事務職志望。そのため、刑事課の仕事はノリ気でなく、「能力以上の仕事をやらせるって、パワハラだと思うな~」などとズバズバ遠慮なしにモノをいう。裏表がなく、感情ダダ漏れで憎めないタイプ。英児や光輔と捜査に臨むうち、刑事としての使命が芽生え、自分なりに事件を突破するようになっていく。
元演劇部で自身の芝居に自信をもっている。直ぐに「えっ?」と聞き返し、英児をイラつかせる。
桜町中央署鑑識係、警部補。無口で他人とあまり関わりを持とうとしない、一匹狼女子。協調性はゼロだが、鑑識としての腕は超一流。職人気質で集中力が高く、常に的確な仕事をする。架川英児に弱みを握られているのか、何かにつけて呼び出され、グレーな仕事をさせられる。
桜町中央署警務課、事務職員。よく米光麻紀と行動を共にしている。面倒見がよいのかお節介なのか、男社会の刑事課で疲弊する水木直央の、止まり木的な存在となる。
桜町中央署警務課、巡査長。倉間彩子と行動を共にし、とにかくウワサ好きで桜町中央署のことは米光に聞け、といわれているほど。だが、たまに現実離れしたウワサを流すことも。
桜町中央署刑事課、巡査部長。『捜査は足を使ってやる』が信条の、叩き上げ刑事。常に冷静沈着に見えるが、胸には熱い情熱を秘めている。
桜町中央署刑事課、巡査長。梅林とは対照的に『捜査はスマートに』が信条。手帳の代わりに電子メモ帳を愛用している。
桜町中央署の刑事課・課長。警部。とにかく厄介ごとを避けたい。架川が問題を起こさないかヒヤヒヤしている。テイの良い言葉を並べ、エースの光輔に架川のお守りをさせている。そして副総監の娘である直央に対しても、尋常ではない腰の低さを見せている。
警視庁警務部人事第一課監察係。警部補。鷲見組と繋がっているとされる、架川を見張っている。また、光輔の過去の履歴にも疑問を持ち、2人の事を監視している。
警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の警部で、主人公・架川英児の元上司。英児を従え、長年、組織犯罪撲滅に尽力してきた。
あるトラブルに巻き込まれ辞職に追い込まれそうになった英児を、なんとか桜町中央署刑事課への左遷でおさめてくれた恩人。英児が絶対的な信頼を寄せる人物。
警視庁副総監。水木直央の父。長野県警時代に同じ警察官だった真由と結婚し、直央を授かる。若き日に同僚を暴力団員に殺されかけた経験を持ち、以来、組織犯罪撲滅という思想に取りつかれるようになった。着々とキャリアを積み上げ、ゆくゆくは警視総監になるといわれるまでになったが…。同じ志を持つ雄一のことを、陰になり日向になり、全力で支援している。
与党所属の国会議員。反社会勢力の撲滅をスローガンに掲げる若手のホープで、人を惹きつけるカリスマ性を持ち、講演会を開けば女性ファンで満席となるほどの人気ぶり。
2代続く国会議員の家に生まれ、東大法学部を卒業し警察庁に入庁。代議士である父親の勧めもあり、地元・長野県警の組織対策犯罪課で経験を積んだのち政界に進出した。英児が桜町中央署に左遷されるきっかけとなったトラブル、ひいては光輔が隠し続ける恐ろしい秘密の先に、この男の影が見え隠れしてくるが…!?
小山内雄一の妻。政界で数々の敵と戦う夫・雄一を甲斐甲斐しく支えている。夫婦仲は良好で、喧嘩する事はほとんどない。
桜町中央署の新人刑事・直央の母。元夫は、現在の警視庁副総監。
家庭をかえりみず仕事にのめり込む夫に耐え切れず、直央が幼い頃、離婚した。気が強く、真っすぐで気風のよい女性。直央の裏表ない性格は明らかに真由譲りのもの。
居酒屋「龍宮城(たつみやぎ)」のアルバイト店員。客あしらいが上手く、常連の藤原始め強面の客にも愛想よく接する。地下アイドルとしての顔も持つ。
西島秀俊|濱田岳|上白石萌歌
西島秀俊
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」で、見た目が一番アウトサイダーな架川英児役を演じている西島秀俊さん。
様々なドラマで硬軟自在に幅広い役を演じることやストイックな役作りなどでも大人気ですね。
「警視庁アウトサイダー」は、西島秀俊さんが主演し米アカデミー賞・国際長編映画賞受賞の映画「ドライブ・マイ・カー」後に、初めて演じた連続ドラマ主演作となりました。
アカデミー俳優となったらしばらくドラマ出演はないかもと噂にまでなっていたので、ファンとしては依然と変わらず飄々と役を演じる西島秀俊さんの姿がまぶしくもあり親しみも感じるものもありで感激でした!
西島秀俊さんのプロフィールをご紹介します。
* 生年月日:1971年3月29日
* 出身地:東京都八王子市
* 身長:178㎝
* 血液型:A型
* 出身校:桐朋高等学校卒業、横浜国立大学工学部生産工学科中退
濱田岳
濱田岳さんは、「警視庁アウトサイダー」ではエース刑事でありながら大きな秘密をひた隠しにしている蓮見光輔を演じています。
柔らかで丁寧な物腰とは裏腹な、暗く冷たい表情を見せる時のギャップがすごいです。
出演する作品によって異なる顔を見せる濱田岳さんも、話題作に次々出演しています。
濱田岳さんのプロフィールをご紹介します。
* 愛称:がっくん
* 生年月日:1988年6月28日
* 出身地:東京都
* 身長:160㎝
* 血液型:A型
* 出身校:獨協高等学校中退
上白石萌歌
上白石萌歌さんは10歳の時(2011年)「東宝シンデレラオーディション」のグランプリを受賞し、審査員特別賞を受賞した姉の上白石萌音さんと共に東宝芸能のシンデレラルームに所属、モデル活動を開始しました。
翌年にはドラマで俳優デビューを果たしています。
歌手やタレントとしての活動も行っており、多彩な才能で多方面から引っ張りだこの若手実力派俳優です。
上白石萌歌さんのプロフィールをご紹介します。
* 別名義:adieu(歌手活動時のアーティスト名)
* 生年月日:2000年2月28日
* 出身地:鹿児島県鹿児島市
* 身長:163㎝
* 血液型:A型
* 出身校:実践学園高等学校、明治学院大学
* 趣味:歌唱、走ること、写真を撮ること、散歩、美術館めぐり
相関図
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」の相関図をご紹介します。
それぞれの関係が一目で分かるので、ドラマを観る時には欠かせません!
原作は小説?脚本は?
原作小説
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」の原作は、加藤実秋さんによる同名の警察小説です。
「警視庁アウトサイダー」シリーズは角川文庫から刊行されており、ドラマ放送時は4巻が既刊されていました。
- 警視庁アウトサイダー(2021年9月18日発売)
- 警視庁アウトサイダー2(2021年12月21日発売)
- 警視庁アウトサイダー3(2022年3月23日発売)
- 警視庁アウトサイダー The second act 1(2022年11月22日発売)
大人気シリーズなので、今後も長く続きそうですね。
コミック
「警視庁アウトサイダー」は、2022年11月には平原明さんによるコミカライズ版が『ComicWalker』で連載開始されました。
ドラマ放送時には、第1巻が刊行されていました。
脚本
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」の脚本を担当しているのは、髙橋泉さんです。
髙橋泉さんは映画監督も務めるマルチな才能の持ち主です。
近年では話題になった映画「東京リベンジャーズ」の脚本などを手掛けていることでも有名です。
もともと面白さ抜群で人気の原作が、さらに磨きをかけられてドラマとなって観ることができますね!
主題歌
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」の主題歌は、山下達郎さんの「LOVE’S ON FIRE」です。
「LOVE’S ON FIRE」は、2022年6月にリリースされた山下達郎さんの11年ぶりのオリジナルアルバム「SOFTLY」のリード楽曲です。
どこまでも透き通る歌声と、変わらない音楽性の高さは本当に脱帽です。
「警視庁アウトサイダー」の訳ありトリオのグレーさとコメディー感の絶妙な調和を象徴しているような素敵な主題歌です。
まとめ
木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」は、『警視庁アウトサイダー』はスネに傷を持つグレーな刑事たちが、秘密を隠しながら、互いに利用しあい、それぞれの正義を見出していく、いまだかつてない刑事ドラマです。
それぞれ大真面目なのにクスッと笑える憎めなさや愛嬌がありつつも、事件はリアリティがあって目が離せません。
最後には壮大な復讐劇になだれ込むという物語ですので、必見です!