ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」は、驚異的な身体能力を持つミスパンダと彼女を裏で操作する飼育員さんが、世の中のグレーな問題に忖度なくシロクロつける痛快アクションすドラマです。
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シロでもクロでもない世界でパンダは笑う/あらすじ
ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」は、催眠術や謎の人物がいろいろ登場してきます。
グレーな事件にシロクロはっきり解決する、ミスパンダと飼育員さんの活躍ぶりはアクションシーンも含め見逃せないところです。
さっそくドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」のあらすじやネタバレをご紹介します。
- 第1話
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囲碁棋士の川田レン(清野菜名)は、かつては天才囲碁少女と呼ばれるほどだったが、23歳になった今はネガティブな性格が災いし、負けてばかり。彼女はアルバイト先の囲碁喫茶で、上坂という国会議員が竹藪に吊るされた姿で発見されたというニュースを目にする。上坂を吊るした犯人は“ミスパンダ”の可能性が高かった。ミスパンダとは、裏で甘い汁を吸う悪人たちを懲らしめて世間を騒がせる謎の人物。上坂には、女性への性的暴行疑惑が持ち上がっていた。神出鬼没で自由奔放なミスパンダ。レンは、自分にはミスパンダのように生きることはできないと思うのだった。
精神科医・門田(山崎樹範)のカウンセリングを受けているレンにとって通院の楽しみは、医学生・森島直輝(横浜流星)と会うこと。時折、「パンケーキを食べに行こう」と誘ってくれる直輝に、レンはときめきを感じていた。
直輝は、テレビ局の報道記者として働く恋人の佐島あずさ(白石聖)に頼まれて、“メンタリストN”という名でバラエティ番組に出演する。彼は、出演者たちの思考を操るようなパフォーマンスを披露する。
番組収録後、直輝は、あずさから、IT企業に勤める女性・愛菜が飛び降り自殺した話を聞く。愛菜は自殺直前、顔に包帯を巻いた姿で「醜い私、さようなら」と言い残した遺書代わりの動画をインターネットにアップしていた。衝撃的な愛菜の死に、ネット上では“整形手術の失敗を苦にして自殺したのではないか?”など、さまざまな噂が広まる。
一方、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から指示を受けた直輝からレンのもとに、“これからパンケーキ食べに行かない?”とのメールが届く。レンは、パンケーキ店で直輝と会う。直輝がパンケーキにシロップをかける。流れ落ちるシロップを見ているうち、レンの意識は遠のく……。
その夜、ビルの屋上で「グオオォォーー!」と吠えるミスパンダが出現。彼女を操る飼育員さんとなった直輝が「さぁ出番だよ、ミスパンダ」と告げる。
ミスパンダは、愛菜の葬儀に現れる。騒然とする参列者に向かって「アタシがシロクロつけるから!」と言い放ち、ミスパンダは愛菜の死の真相を暴いていく――!
愛菜の葬儀でミスパンダは、愛菜の自殺の真相を探る動画を流す。愛菜が顔から包帯を取る姿が映し出される。整形で美しくなった愛菜(山口真帆)は、新たな人生を生きようとしていた。
直輝は、IT企業社長の江本(和田正人)が愛菜の死に関わっていることを暴き、口を封じようと襲い掛かる江本を倒す。
江本は手術台に拘束され、ミスパンダが“シロクロ摘出手術”を行うと宣言。ミスパンダは、愛菜が江本のパワハラとセクハラを告発する動画を流す。
江本は、愛菜を愛していたと告白。愛菜へのパワハラとセクハラは、江本のゆがんだ愛ゆえの行動だった。整形後、愛菜は江本の部下・山崎とともに、告発動画をネットにアップすると江本に迫った。愛菜の顔が変わったことに逆上した江本は彼女を殴り、もみ合ううちに愛菜はビルの窓から転落してしまった。江本は自殺に見せかけるため、愛菜が撮影した動画の一部だけをネットにアップするようにと山崎に命じたのだった。ミスパンダと江本のやりとりは生中継され、世間に知られることとなった。
愛菜の死の真相が明らかになり、直輝はMr.ノーコンプライアンスから褒められる。Mr.ノーコンプライアンスの正体は、現役の法務大臣・佐島源造だった。直輝はパンダのぬいぐるみを抱きしめ、亡き父・哲也(田中圭)のことを思い出す。一方、レンは病院へ見舞いに行く。そこには、レンの母・麻衣子(山口沙弥加)が入院していた…。引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第2話
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レン(清野菜名)と直輝(横浜流星)は、東京誠立大学のキャンパスで学長の岸本がナイフを持った男に襲われる事件に遭遇。男は岸本を刺した後、レンに襲い掛かる…。
事件を受けて、東京誠立大学副学長の池渕が記者会見を開く。池渕は、岸本が意識不明の重体と発表。犯人は、赤嶺という3浪中の浪人生だった。
神代(要潤)は、犯人の動機について「あの告発が原因なのでは?」と質問。“あの告発”とは、世間で話題になっている不正入試疑惑のことだった。東京誠立大学に通う岸本の息子・俊一の入試の成績表がネットに流出。その得点が大学の合格基準に達していなかったため、俊一は父親の権力によって不正に入学したのではないかと疑われていた。赤嶺はその疑惑を知り、岸本への怒りから犯行に及んだとみられた。
池渕は神代の追及に対し、入試で不正があったことを認める。さらに、第三者委員会を設置して徹底的に調査すると宣言する。
直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から、不正入試問題にシロクロをつけるようにと告げられる。
レンは直輝に呼び出され、パンケーキの店へ。パンケーキにかけられるシロップを見つめるうち、レンの意識は遠のいていく…。そして、ミスパンダが出現。直輝の指示を受けたミスパンダは行動を開始する。
全日テレビでは、神代とあずさ(白石聖)が東京誠立大学不正入試問題を番組で取り上げることを提案。しかし、チーフプロデューサーの飯田(福田転球)と、プロデューサーの田中(永山たかし)は、取り上げることを渋る。
そんな中、東京誠立大学で第三者委員会が開かれる。そこにミスパンダが駆け付け…。
不正入学疑惑で無実を証明したい俊一(中尾暢樹)は、神代の取材を受ける。しかし神代は、俊一に不利になる編集でインタビューを放送。追い詰められた俊一は、病院で昏睡状態の岸本(阿南健治)の首を締める――。池渕(モロ師岡)と柳本(渡辺裕之)は、岸本が死んだという知らせを受けてほくそ笑む。俊一の入試の成績を捏造して不正入学疑惑を広めたのは、学長の座を狙う池渕と、池渕と組んで不正入学のパイプを作りたい柳本の策略だった。
池渕は記者会見を開き、不正入学が事実だったと発表。すべての罪を岸本にかぶせようとする。その時、ミスパンダの映像が流れ、ある合コンの模様が中継される。そこには直輝と柳本の娘・美樹が参加していた。美樹は、自分の父が偉い人の娘や息子をどんな大学にも入れられる権力を持っていると自慢を始める。すべての悪事が明らかになり、内輪もめを始める池渕と柳本。そんな2人の前に、ミスパンダが岸本と俊一を連れてくる。岸本は、生きていた。俊一は父の首を締めようとしたところをミスパンダに止められ、彼女に協力したのだった。この一部始終は報道陣の知るところとなる。
春男(升毅)は門田(山崎樹範)に、レンが10年前の記憶に怯えていることを伝える。その原因として「何か別の力が加わっているのかも」と言う門田。麻衣子(山口紗弥加)の病室には、レン(清野菜名)の部屋にあるのと同じ写真が飾られていた。「リコが死んでくれてよかった」とつぶやく麻衣子。見舞いに来たレンは、自分だけが母親にかわいがられ、姉のリコが檻の中に入れられている光景を思い出す――。
引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第3話
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門田明宏(山崎樹範)の診察を受けた川田レン(清野菜名)は、表情が豊かになったと言われる。恋をしたからではないかと門田に指摘され、森島直輝(横浜流星)を思い浮かべるレン。彼女の精神状態は落ち着いているように見えたが、10年前に遭遇した火事の記憶のフラッシュバックも度々起こっていた。
そんな中、スピードクライミングの日本代表・宮澤沙奈恵がコーチの鹿野博史とともに緊急会見を開き、日本で近々開催予定の世界選手権を辞退すると発表。沙奈恵は金メダルを確実視される有望選手だったが、練習中に突然ロープが切れて転落し、大ケガを負ってしまった。彼女は会見で、誰かが故意にロープを切って自分を殺そうとしたと主張。
そこに沙奈恵の前のコーチ・磯貝誠が現れる。釈明しようとする磯貝に対して沙奈恵は「あなたがロープを切ったんでしょ!?」と取り乱し、会見は大混乱に。磯貝は厳し過ぎる指導が問題視されるコーチで、沙奈恵からコーチを解任されたばかりだった。ロープを切ったのは解任を恨んだ磯貝の仕業なのか?それとも沙奈恵を引きずり下ろしたい別の人物なのか? 世間では憶測が飛び交い、沙奈恵の世界選手権辞退は大きなスキャンダルに発展する。
会見の模様をテレビで見ていたレンは、沙奈恵が中学時代の同級生だと思い出す。一方、直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から、沙奈恵の件について調べるようにと告げられる。
沙奈恵に代わって日本代表に選ばれたのは、沙奈恵のライバルとされていた北里亜香里。亜香里の公開練習が行われることになり、神代(要潤)ら報道陣が集まる。そこに世界選手権に出場する海外の有力選手・コリーナとコーチのミルコビッチが訪れる。コリーナと対面した亜香里は平静を失い、公開練習は中止に。その時、ミスパンダが現れる。ミスパンダは亜香里に向かって「宮澤沙奈恵のロープを切ったでしょ?」と迫る。
レンは、入院中の沙奈恵を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶレンと沙奈恵。レンは沙奈恵から「リコちゃんが生きていたら…」と言われて動揺する。
レンは直輝と会い、沙奈恵と会ってきたことを伝える。レンの様子に異変を察した直輝は、悩みを聞こうとする。レンは直輝に、10年前の忌まわしいトラウマについて打ち明ける。その後、沙奈恵をめぐる一件に新たな事実が判明し…。
沙奈恵(秋元才加)と鹿野(三浦貴大)の交際をマスコミが報じる。磯貝(六平直政)からパワハラを受けていた沙奈恵を鹿野が支えるうち、恋愛関係になったという。そんな中、パンダちゃんねるの配信が予告される。
パンダちゃんねるの配信が始まると、ミスパンダは亜香里(竹内愛紗)の練習場に潜入していた。「あんたも宮澤沙奈恵と同じ目に遭ってみなよ」と、登っている亜香里のロープを切るミスパンダ。転落する亜香里の姿を映して、配信は途切れる。やっぱり亜香里は“クロ”だったのか? ミスパンダはやりすぎではないのか? とネットは大騒ぎに。
まもなく配信が再開し、ミスパンダはホテルの一室に忍び込む。そこには、抱き合う鹿野とミルコビッチがいた。沙奈恵のロープを切ってケガをさせたのは、鹿野だった。鹿野は、コリーナのライバルを消してほしいミルコビッチに頼まれて沙奈恵を陥れ、その報酬としてサロベニー共和国のスピードクライミングチーム監督の座と1憶円を約束されていたのだ。「どういうことなんでしょう!?」ミスパンダは鹿野とミルコビッチに直撃する。
公開練習の時、直輝は罠を仕掛けていた。亜香里が出した自己ベストタイムは直輝が操作したものだった。鹿野はコーチでありながら亜香里の好記録を喜ぶどころか、動揺を見せた。そんな鹿野に対し、ミルコビッチが責めるような目線を向けていたのを直輝は見逃さなかった。その後、亜香里の協力を得て、真相を暴いたのだった。すべてを知られた鹿野とミルコビッチは、直輝とミスパンダに襲い掛かる。2対2の戦いを繰り広げた末、ミスパンダと直輝が制圧する。
事件が解決し、佐島(佐藤二朗)から労いの電話を受けた直輝は「グレーゾーンに隠れた人間を暴くためなら、俺はどんなことだってやります」と覚悟を伝える。その電話の後、佐島は、哲也(田中圭)の遺した警察手帳と、哲也と直輝の写真を眺めて「どんどん君に似てきたね」とつぶやく――。直輝は、門田の診察室を訪れる。彼は門田に「川田レンは、レンじゃないですよね?」と問いかけ…。
引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第4話
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直輝(横浜流星)は門田(山崎樹範)から、10年前の火事にまつわるレン(清野菜名)とリコの秘密を聞く。レンは、直輝に好きになってもらえるような自分になるため、日本一の囲碁棋士になると決意。彼女は春男(升毅)に、改めて指導してほしいと頼む。
そんな中、楓(吉田美月喜)が通う中学校で騒動が起こる。3年生の翔太が、同級生の涼介を人質にとって屋内プールに立てこもった。涼介は縛られた上に鉄アレイを括り付けられた姿で飛び込み台に座らされる。
涼介からのいじめを苦に自殺しようとした翔太に対し、涼介は翔太へのいじめを認めていなかった。翔太はミスパンダを呼んで、どちらが真実なのかシロクロつけてもらいたいと要求。ミスパンダが来なければ涼介をプールに沈めると脅迫する。
校長は記者会見を行い、いじめを否定。会見中、同席していたスクールカウンセラーの春香が学校側の嘘を指摘しようとするものの、制止される。会見後、学校側からマスコミに向けて取材自粛要請が出される。あずさ(白石聖)は学校側が何かを隠していると考え、取材することに。
時間が刻々と過ぎ、状況は緊迫する。涼介が助けを求めて声を上げると、翔太はいら立って今にも彼をプールに沈めようとする。その様子を見ていた楓は、ミスパンダの動画チャンネルに「早く来て!」とメッセージを送る。
直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)に、翔太がミスパンダを呼んでいることを伝える。しかし、Mr.ノーコンプライアンスはミスパンダの召喚を許可しない。一方、レンは門田から、直輝とは関わらないようにと忠告される。
ミスパンダが現れないまま、翔太が指定した期限が迫り…。
春香(谷村美月)がなだめようとしても、翔太の興奮は収まらない。ついに翔太がロープを切ったその時、ミスパンダの声が響く。現れたのは、小さなパンダの人形。直輝が人形を遠隔操作し、声を変えてミスパンダとして翔太に語りかける。翔太は、涼介からのいじめについて告白する。
翔太は、チアリーダーのユニフォームの匂いを嗅いでいる姿を隠し撮りされ、涼介からその写真を送りつけられた。写真をネタに、翔太は涼介に金を脅し取られるように。警備員に追われながら、人形を通じて翔太の話を聞き出す直輝。翔太は、さらに話を続ける。
翔太は春香に声をかけられ、涼介からのいじめを打ち明けた。まもなく、春香に話したことが涼介に知られてしまい、翔太は“写真をばらまく”という内容の脅迫状を受け取る。いじめを訴えても誰にも信じてもらえず追い詰められた翔太は、ミスパンダに涼介のいじめについてシロクロつけてもらおうと考えたのだった。「クロってことでオッケー?」と、春香に決めさせようとするパンダ人形。そこに、本物のミスパンダが登場する。
門田から忠告されたレンは、直輝の役に立てているだけでいい、これから好きになってもらえるように頑張ると言い切っていた。ミスパンダがロープを切り、涼介がプールに落ちていく。すると、翔太がプールに飛び込み、涼太を助ける。「バレちゃったね、あんたたちの自作自演」と、翔太と涼介に手を差し伸べるミスパンダ。
翔太と涼介は、幼なじみだった。涼介は、自殺未遂をした翔太を心配して会いに行った。彼は翔太から脅迫メールのことを聞かされるが、まったく身に覚えがない。彼らは、誰かが自分たちをはめようとしていると気付き、翔太が殺されそうになれば真犯人が名乗り出るだろうと考えて、この騒ぎを起こしたのだった。
涼介のフリをして翔太を脅迫したのは誰なのか? ミスパンダに促されて、翔太は脅迫メールに返信する。すると、春香のスマホが鳴り出す――。春香はこれまで、さまざまな学校で問題が起こるたびに、タイミングよくスクールカウンセラーとして介入して解決し、実績を上げていた。彼女は自分の活躍のチャンスを作るため、翔太が追い詰められるようにすべてを仕組んだのだった。正体が明らかになり、悪態をつく春香。ミスパンダは、春香をプールに突き落とす。
あずさ(白石聖)のもとに、“コアラ男”と名乗る人物から直輝とレンが抱き合っている写真が送り付けられる。その写真を見たあずさは、激しく動揺する。アジトに引き揚げてきた直輝とミスパンダ。直輝が「リコ」と呼ぶと、ミスパンダは「あたしはパンダだよ」と答える。
夜の闇を歩く直輝の前に、神代(要潤)が現れる。神代は直輝に「飼育員さん」と呼びかける――!
引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第5話
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7年前にショッピングモール爆破事件を起こした死刑囚・浜口が、護送中に連れ去られた。護送車のドライブレコーダーや現場に居合わせた人が撮影した映像には、ミスパンダと飼育員が護送車を襲撃する様子が映っていた。マスコミは、ミスパンダが浜口を連れ去った可能性が高いと報道。警察は、ミスパンダを追う。
7年前、あるショッピングモールで発生した爆破事件は、多くの死傷者を出す大惨事だった。犯人として浜口が逮捕された。しかし、浜口は死刑確定後に無罪を主張。近々、再審請求が認められる見通しだった。
ミスパンダへの疑惑が深まる中、パンダちゃんねるから動画が配信される。ミスパンダは、拘束された浜口を彼の顔を水槽に浸けて残酷に責め立てる。そして「パンダ国民投票を実施しまーす!」と宣言。48時間以内にインターネットを通じた投票の結果で浜口が“クロ”か“シロ”かを決めるという。もし“クロ”なら、ミスパンダは浜口を殺しかねない。そんな状況で“クロ”への票がどんどん増えていく――。
レン(清野菜名)は、門田(山崎樹範)の診察に行かなくなっていた。門田はレンを訪ね、なぜ病院に来なくなったのかと問い詰める。レンは門田から、10年前の火事の幻覚を見るようになって症状が悪化したのは直輝が原因と言われる。レンは門田に反発し、自分の気持ちを直輝に伝えたいと訴える。
一方、直輝は佐島(佐藤二朗)に、何者かがミスパンダになりすましていると知らせる。浜口を連れ去り、国民投票を募っているミスパンダは、偽者だったのだ。直輝は、偽のミスパンダが浜口を誘拐した手口が、あずさ(白石聖)がコアラ男に誘拐された8年前の事件に似ていると指摘する。
レンは初めて、自分から直輝を呼び出す。「直輝さんのことが…好きです!」レンは勇気を振り絞って、直輝に思いを伝える。レンの告白に、直輝は――? そして、偽ミスパンダと偽飼育員さんの正体は、一体誰なのか?
偽ミスパンダが現れたことを知り「ボコボコにしてやるから!」と張り切るミスパンダ。パンダちゃんねるが配信され、ミスパンダの隙を突いてキリンの面をかぶせられた浜口(谷田部俊)が逃げ出す映像が流れる。それは、直輝が偽ミスパンダと偽飼育員さんをあぶり出すための嘘の映像だった。
神代とあずさは、陽一(結木滉星)と恭子(三倉茉奈)にインタビューをする。弟を殺した浜口を許せないと、強い口調で語る陽一と恭子。彼らは、空手の有段者でもあった。神代は直輝に、偽ミスパンダと偽飼育員さんの正体は陽一と恭子かもしれないと伝える。
偽ミスパンダによる配信が始まり、締め切りより早く国民投票の結果を発表すると言い出す。投票の結果は“クロ”が多数。「浜口さんはクロに決定しました!」と宣言する偽ミスパンダ。必死で無実を訴える浜口の姿を映し、配信は途切れる。
配信された映像を手掛かりに、直輝はミスパンダを連れて偽ミスパンダのいる倉庫へ向かった。2人は、偽ミスパンダと偽飼育員さんと対面し、本物VS偽者の戦いに。偽ミスパンダを追っていたミスパンダは、ナイフで刺されて死んでいる浜口を発見する。そこにはすでに警察が来ていた。
逃げようとするミスパンダと直輝の前に、SITを率いる警視庁捜査一課の刑事・三津谷(高橋努)と坂下(江口のりこ)が現れる。ミスパンダと直輝は、大人数を相手に大乱闘を繰り広げる。2人は、やっとの思いでその場を逃れる。「飼育員さん、あたしたち、はめられたの?」とミスパンダ。偽ミスパンダと偽飼育員さんは、直輝たちに居場所を特定するヒントを与えておびき寄せ、浜口殺しの罪をなすりつけようとしたのだった。
ミスパンダは、浜口殺害容疑で指名手配されてしまう。世間では、ミスパンダへのバッシングが高まる。一方、レンとリコを実験材料に論文を発表しようとしていた門田が自宅で惨殺される――!引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第6話
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ミスパンダが浜口死刑囚を殺害した容疑で指名手配され、ミスパンダと行動を共にする飼育員さんも警察に追われる。何者かがミスパンダと飼育員さんになりすまし、殺人を犯した。直輝(横浜流星)は一刻も早く、偽のミスパンダと飼育員さんを突き止めなくてはならない状況に陥る。Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)は、今後の関係を断つと直輝に告げ、ミスパンダの殺処分を命じる。
門田(山崎樹範)が殺され、レン(清野菜名)は大きなショックを受けていた。春男(升毅)と佳恵(椿鬼奴)は、そんなレンが心配でならない。直輝はレンから、“助けてください”というメールを受け取る。
神代(要潤)は、7年前のショッピングモール爆破事件で弟を亡くした遺族・陽一(結木滉星)と恭子(三倉茉奈)を訪ねる。神代が「浜口が殺されてどう思いました?」と聞くと、陽一は「浜口を殺してくれたミスパンダには感謝しています」と答える。陽一と恭子には、浜口が殺害された時間にアリバイがなかった…。ミスパンダを正義の味方ともてはやしていた世間の声は一転し、ミスパンダへのバッシングが高まる。直輝は警察の追手を逃れながら、偽ミスパンダと偽飼育員さんが誰なのかを探っていた。
神代から情報を得た直輝は、陽一と恭子に対する疑惑を深め「人殺ししましたよね?」と彼らに迫る。
レンのもとに、あずさ(白石聖)が訪ねてくる。あずさはレンに直輝との関係を問い詰める。
そんな中、ミスパンダが逮捕されたというニュースが流れ――!
浜口死刑囚殺害の容疑でミスパンダと飼育員さんが指名手配された。直輝(横浜流星)は、佐島(佐藤二朗)から絶縁を言い渡され、ミスパンダは殺処分するようにと告げられる。一方、レン(清野菜名)は、門田(山崎樹範)が殺されたことに大きなショックを受けていた。彼女は直輝に“助けてください”というメールを送る。
浜口殺害事件を追う神代(要潤)は、7年前の爆破事件で弟を亡くした陽一(結木滉星)と恭子(三倉茉奈)から話を聞く。陽一と恭子は、浜口を殺してくれたミスパンダに感謝していると答える。
その頃、警察はミスパンダ逮捕に向けて全力を注いでいた。直輝は、これ以上レンを危険にさらすことはできないと思い、“もう会えない”と彼女にメールを送る。直輝からの返信に、どうしていいか分からなくなるレン。そんな中、あずさ(白石聖)がレンに会いに来る。あずさはレンに、もう直輝と会わないでほしいと懇願。あずさが直輝の恋人と知らされ、レンの苦悩は深まる。
直輝は、陽一と恭子に「昨日、人を殺しましたよね?」と迫る。怒った陽一が直輝に殴りかかり、直輝は反撃。そこに警察が駆け付け、立ち去る直輝。その後、陽一と恭子が逮捕される。陽一と恭子はシロだと考えていた直輝は、驚く。直輝が陽一と恭子に会った時、2人は直輝を知らなかった様子で、偽飼育員さんが負っているはずの腕のケガも陽一の腕にはなかったからだ。直輝は、爆破事件に隠された真相を突き止めるため、神代に調査を頼む。
直輝は神代から、爆破事件の捜査をしていた警察官の中に不審な人物がいたという情報を得る。その警察官・岩城は、捜査一課長の山野辺(高橋ジョージ)の部下として爆破事件の捜査を担当し、捜査終了後に辞職。さらにその後、廃工場で服毒自殺した。岩城は、警察官になる前に化学薬品メーカーに勤務していた。岩城には、爆弾を作る能力があった。直輝は佐島を訪ね、爆破事件について「これからシロクロつけます」と宣言する。
春男(升毅)と佳恵(椿鬼奴)に励まされ、レンはどん底の状態から立ち上がろうとしていた。そんな中、直輝がレンに会いに来る。「さよなら…」と別れを告げるレンと直輝。直輝はレンの前で、コーヒーに円を描くようにミルクを入れる。すると、レンの意識は遠のいていく――。ミスパンダが現れ、パンダちゃんねるの配信が始まる。ミスパンダの横には、ゴリラのマスクをかぶせた人質が拘束されていた。ミスパンダがゴリラのマスクを取ると、人質が佐島だと分かる。配信している場所は、岩城が自殺した廃工場だった。そこに、警視庁捜査一課の三津谷(高橋努)と坂下(江口のりこ)が駆け付ける。2人はミスパンダの仕掛けた罠にかかり、捕えられる。
ミスパンダは、佐島、三津谷、坂下を解答者にしてクイズを始める。クイズによって、三津谷と坂下が7年前の爆破事件で浜口を誤認逮捕し、それを隠蔽するためにミスパンダと飼育員さんになりすまして浜口を殺害したことが明かされる――。
佐島は、三津谷と坂下をおびき寄せるために人質のフリをしていた。直輝は、佐島に土下座までして協力を仰いだのだ。佐島はミスパンダを逃がし、突入してきたSITに三津谷と坂下を逮捕させる。
神代は、岩城の母(朝加真由美)が7年前の爆破事件は息子の犯行だと告白し、岩城の遺書が警察によって隠蔽されたと証言する映像を撮り、スクープとして放送。追い込まれた山野辺は、佐島に助けを求める。そんな山野辺に、浜口殺害の凶器となったナイフを検察に持っていくと告げる佐島。山野辺は佐島に、8年前のあずさ誘拐事件のことをほのめかす。佐島は、ナイフを山野辺に渡し「世の中には、グレーじゃなきゃいけないこともある」と言って警察のスキャンダルを握りつぶす――。廃工場から逃げてきたミスパンダに「帰ろう」と直輝が声をかける。怯えた表情で「あなた、誰ですか?」と答えるミスパンダ。「もしかして、君は…」「私は、川田リコ…」ついに、眠っていたリコが目覚めた――!?
引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第7話
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レンとして生きていたリコ(清野菜名)は、眠っていたリコ自身の意識を取り戻す。リコは、自分がパンダの姿をしている事情が理解できずに混乱。直輝(横浜流星)はリコに、ミスパンダが生まれた経緯を話す。すべてを知ったリコは、直輝を驚かせる反応を示す。さらに、門田(山崎樹範)が殺されたと聞かされてショックを受けるリコ。彼女にとって、門田は恩人だった。リコは門田を殺した犯人を見つけてほしいと頼む。直輝はリコの願いを聞き入れ、彼女に催眠をかけることに。リコは再び眠りにつき、レンが戻った。レンは直輝と別れた悲しみに耐え、囲碁に打ち込む。
直輝は、門田を殺した犯人を突き止めるため、門田の自宅に潜入。門田の書斎には、激しく争った形跡があったが、犯人につながる手がかりは見つからない。
神代(要潤)は、8年前にあずさ(白石聖)がコアラのマスクをかぶった男に誘拐された事件について調べていた。あずさは無事に発見されたものの、コアラ男は逃亡し、未だに逮捕されていない。当時、捜査した刑事が哲也(田中圭)だった。神代は、あずさの父である佐島(佐藤二朗)が、この未解決事件の闇に関わっているのではないかと推理する。
一方、リコは、ミスパンダとして直輝に呼び出される。直輝は、門田を殺した犯人にたどり着いていた。リコは直輝から「誰が犯人でも後悔しないね?」と告げられる。ミスパンダとなったリコは直輝に導かれ、犯人の正体に迫っていく――!
ミスパンダになったリコは門田の診察室に忍び込み、その様子をパンダちゃんねるで生配信する。それは、門田を殺した犯人をおびき寄せるために直輝が考えた作戦だった。犯人の目的がレンとリコの記憶のすり替えに関する門田の論文だと推理した直輝は、論文のデータが診察室に残っていることを犯人に対して配信で伝えたのだった。診察室で待っていた直輝とリコの前に現れたのは、麻衣子(山口紗弥加)だった。
麻衣子は春男(升毅)から、10年前の火事で生き残ったのはレンではなくリコだったと知らされた。彼女は門田の家を訪ね、記憶をすり替えたリコをレンのままにしておいてほしいと懇願する。しかし門田は、論文を発表した後にレンの記憶を消してリコに戻すつもりだと拒否。麻衣子は、レンを失いたくないという異常な思いに突き動かされ、門田をナイフで刺した――。
リコは「本当に殺したの? お母さん…」と、パンダのマスクを取って麻衣子と向き合う。麻衣子は、10年前の火事の真相を明かす。10年前のキャンプで、麻衣子はリコだけを別のバンガローに泊め、リコが眠ったのを見計らって火を放った。しかし、母がリコを殺そうとしていると知ったレンは、リコのバンガローまで助けに行っていた。
リコは麻衣子から虐待を受け続けた末、レンがいなくなれば自分が母に愛してもらえるに違いないと嫉妬していた。レンとリコは、バンガローの中で火にまかれる。レンは、リコを逃がして息絶える。助け出されたリコは、レンを求める麻衣子に、レンではなくリコだと名乗ることができなかった。リコはレンを見殺しにしたという罪悪感を抱き、自分を消してレンになろうとしたのだった――。
麻衣子は、レンとリコへの思いを語り始める。彼女は双子を身ごもった時、幸せも2倍になると思い、心から喜んだ。しかし出産後、2人を同時に育てることに疲れ果てた麻衣子は「最初から1人だったらいいのに…」と精神がむしばまれていった。麻衣子の告白に、リコは「お母さん、大丈夫だよ。もういなくなるから」と告げる。
「さっさとあたしを消しちゃってくんない?」と言うリコに「俺はまだ、君と一緒にいたい」と伝える直輝。リコは、消える前に直輝の復讐に協力することを受け入れ「その代わり、レンのことを幸せにしてあげて」と頼む。
コアラ男誘拐事件の犯人が哲也(田中圭)だというニュースが流れる。自分がコアラ男だと告白する哲也の遺書が見つかったという。ニュースを見た佐島(佐藤二朗)は、あずさ(白石聖)が誘拐された8年前、パンダのマスクをかぶった“ミスターパンダ”と対面した時のことを思い出す。一方、直輝は、衝撃を受けていた。コアラ男の正体は、父だったのか!? 激しく動揺する直輝は、哲也の形見であるパンダのぬいぐるみを投げ捨て、慟哭する――。引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第8話
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8年前のあずさ(白石聖)誘拐事件の犯人・コアラ男が哲也(田中圭)と断定する報道に激しく動揺する直輝(横浜流星)。その報道は、神代(要潤)によるスクープだった。直輝は、なぜガセネタを流したのかと神代に詰め寄る。すると神代は、佐島(佐藤二朗)から哲也がコアラ男である証言と証拠を得たと告げる。神代は、哲也が犯行を告白している遺書の文面を写した写真を佐島から預かっていた。
直輝は佐島に「あなたが父を殺したんじゃないですか?」と迫る。佐島は、自分でシロクロをつければいいと直輝を挑発。直輝は「承知しました、ミスターノーコンプライアンス」と受けて立つのだった。
麻衣子(山口紗弥加)が門田(山崎樹範)を殺したという信じたくない事実に直面し、苦しむレン(清野菜名)。彼女は、拘置所で麻衣子と対面。なぜ門田を殺したのかと尋ねようとすると「レンなの!?リコなの!?」と麻衣子に問われ、レンは戸惑う。麻衣子はレンに、今すぐ直輝を殺すようにと言う。
直輝は、哲也が遺したUSBの中の動画を見返していた。その中の1つにパスワードでロックのかかった動画があった。直輝は心当たりのある文字と数字をパスワードとして入力してみるが、動画は開かない。直輝は、そこに重要な証拠が隠されていると考え、パスワードを探すことに。
あずさは、直輝が自分に近付いたのは父を殺した犯人を突き止めるためだったのではないかと疑惑を抱く。彼女は、本当のことを確かめるために直輝を呼び出す。直輝は、あずさに、近付いたのは利用するためだったと言い切り、父を殺した犯人として佐島を追い詰めるつもりだと告げる。
父の汚名を晴らし、佐島が犯人だという証拠を見つけようと命がけで奔走する直輝。一方、レンは、麻衣子の言葉に苦悩を深めていた。そんな中、レンの前に直輝が現れる…。
直輝はレンに、自分が催眠をかけてミスパンダにしていたと告白。「私が、ミスパンダ!?」とレンは混乱する。直輝は「復讐が終わったら、もう二度と君の前に現れない。だから、もう一度力を貸してほしい」とレンに頼む。レンは、直輝のためにミスパンダになることを受け入れる。直輝に呼び出されたリコは、ミスパンダとなって山奥で“お宝探し”をする。その模様を直輝が配信していた。ミスパンダは、古いパンダのマスクと、いくつかの事件の資料を見つける。その中にはコアラ男誘拐事件の資料があった。ミスパンダは、コアラ男誘拐事件の真相を翌日の配信で明らかにすると宣言する。一方、配信を見た佐島は、ある決意をしていた――。
直輝の復讐は、ついに最終段階を迎えた。そんな直輝にリコは「復讐なんてやめたら?」と告げる。しかし、直輝はもう引き返せなかった。「私のこと、必要としてくれてうれしかったよ」と直輝に別れの言葉を告げるリコ。「お疲れさま…」と直輝はリコを抱きしめる。直輝のアジトに佐島が現れる。直輝は佐島に、コアラ男誘拐事件は佐島の好感度と知名度を上げるための自作自演ではないかと問い詰める。佐島は「その通りです」と答え、哲也(田中圭)の死について語り始める。哲也は警察の仕事の傍ら、パンダのマスクをかぶったミスターパンダとして闇に葬られるはずだった事件を暴いていた。ミスターパンダとなった哲也は佐島に、コアラ男誘拐事件が自作自演だという証拠を佐島に突き付けた。追い詰められた佐島は、ミスターパンダを殺害。その後、罪の意識にさいなまれた佐島は、ミスターノーコンプライアンスを名乗ってミスターパンダの代わりにグレーな人間を裏で裁いてきたのだと告白する。
佐島に対する直輝の怒りは頂点に達する。「裁け!」と直輝に向かって絶叫する佐島。彼の息の根を止めるかと思いきや、直輝は「隠していることをすべて話せ」と迫る。その時、佐島は薬を飲んで自殺を図った――。佐島は、コアラ男誘拐事件が自作自演であり、哲也を殺したのは自分だと告白する映像を残していた。その映像が公開され、神代のスクープは誤報だったことが明らかになる。直輝は、哲也の警察手帳の中に入っていた写真の裏に、“直輝へ”という言葉が書かれていたことに気付く。ロックがかかっていたファイルのパスワードとして“tonaoki”と入力すると、哲也が直輝に語りかける動画が開く。一方、レンは、コアラの着ぐるみを着た何者かに連れ去られてしまう――。
引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第9話
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佐島(佐藤二朗)は、8年前のコアラ男誘拐事件は自作自演で、哲也(田中圭)を殺したのも自分だと告白する映像を残していた。その映像が報道され、哲也の無実が明らかになったはずだった。直輝(横浜流星)は神代(要潤)から「復讐が終わったらミスパンダの正体を教えてくれる約束だろ?」と言われる。神代に対して「まだ終わってないんです」と答える直輝。彼は、佐島が何かを隠そうとしていたことを見抜いていた。
佐島が自分の命と引き換えにしてまで隠したかったこととは、一体何なのか? 直輝には、まだ解かなければならない大きな謎があった。
その頃、レン(清野菜名)は、コアラ男に連れ去られ、とある場所に運ばれていた――。
そんな中、直輝は、ビデオチャットの着信を受ける。連絡してきたのは、コアラ男だった。直輝は、コアラ男がレンに銃を突き付けている映像を見せられる。コアラ男がレンを監禁している場所は、8年前にあずさ(白石聖)が監禁された場所で、8年前の事件と同じ状況になっていた。
直輝はレンを救うため、あずさに手掛かりを聞きに行く。
命の危険にさらされ、恐怖に震えるレン。彼女は、コアラ男に「どうしてこんなことをするんですか!?」と訴える。すると、コアラ男は「森島直輝を恨むんだな」と告げる。
直輝は、あずさとともに、8年前にあずさが監禁された廃屋へ向かった。2人が廃屋の中へ入ったその時――!
直輝に向かって仕掛けられた矢が放たれ、直輝は危うく避ける。すでにコアラ男とレンの姿はなかった。コアラ男は、レンを連れて直輝の部屋に侵入していた。直輝は、自分の部屋でレンが拘束されている様子をビデオチャットで見せられる。コアラ男は直輝に、30分以内に来いと命じる。
直輝がレンを助けに行く途中、あずさが数人のコアラ男に車で連れ去られる。しかし直輝は、レンの救出を優先させる。直輝が自分の部屋に戻ると、誰もいない。壁には、真っ赤な文字で“お前の大切な人間皆殺し”と書き残されていた。直輝は、コアラ男から次の場所を知らされる。
直輝の前で死のうとした佐島は一命を取りとめたものの、昏睡状態に陥っていた。神代(要潤)は、入院中の佐島を訪ねる。しかし、佐島の病室には誰もいなかった。神代は、目覚めた佐島が屋上から飛び降りようとしていたところを止める。
直輝がコアラ男に指定された場所に駆け付けると、コアラ男と、あずさを連れ去ったコアラ男たち、そして拘束されたレンとあずさがいた。コアラ男は、レンとあずさに拳銃を突きつけ、どちらを殺すか選べと直輝に迫る。直輝は、選ぶことができない。その時、あずさがコアラ男に抵抗し、撃たれてしまう。コアラ男は直輝に、レンと直輝の二択で殺される方を選べと迫る。究極の選択に対して直輝は、レンと答える――。
直輝は「またパンケーキ食べに行こう」とレンに声をかけ、そばに立っていたろうそくを手に取る。直輝が溶けたろうをシロップのように床にたらすと、レンは催眠にかかり、リコが現れる。リコは、隙を突いてコアラ男に反撃。一方、直輝は、他のコアラ男たちを倒していく。リコがコアラ男のマスクをはぐと、その正体は一郎(きづき)だった。一郎は「全部、俺がやったことなんだ」と言い残し、拳銃で自分の頭を撃ち抜く。一郎の死で、今度こそすべてが終わったと思われた。しかし、直輝は「いつまでそうしてるんだ…あずさ」と、撃たれて倒れていたあずさに声をかける。「なんで分かったの?」と起き上がるあずさ。
あずさは、直輝を愛するあまり、レンを殺したいと願っていた。一郎は、あずさにとって、何でも言うことを聞いてくれる兄だった。あずさは、8年前のコアラ男誘拐事件が一郎を操って企てた自作自演だと告白する――。
8年前、中学生だったあずさは、仕事で忙しく自分を構ってくれない佐島を困らせようとして、狂言誘拐を一郎に持ち掛けた。あずさと一郎は、誘拐された状況を装って撮った動画を父に送り付けた。あずさは父を困らせたかっただけなのだが、それが報道されて大事件になってしまった。しかし、あずさは反省することもなく、自分が悲劇のヒロインになったことに酔いしれていた。
神代は佐島から、8年前の真実を聞く。あずさが救出された後、佐島の前にミスターパンダとなった哲也が現れた。哲也は、コアラ男誘拐事件が狂言だったと突き止めていた。哲也から、その証拠写真を見せられて動揺する佐島。彼は、何も知らなかった。
あずさと一郎から誘拐事件の真相を聞いた佐島は、自分が罪をかぶると決意。彼はミスターパンダに会い、真実は黙っていてほしいと土下座する。哲也はパンダのマスクを取り「親がしなければならないことは子供の罪を隠すことではなく、寄り添って一緒に償うことです」と佐島を諭す。佐島が哲也の説得を受け入れようとした時、哲也が撃たれる。一郎があずさに命じられて哲也を殺しにきたのだった。
自分の犯した罪が明らかになったにもかかわらず、あずさは身勝手な主張を続け、直輝の愛を乞う。直輝は復讐を止める父の声を頭の中で聞きながらも「これを終わらせないと、俺は前に進めない…」と、あずさにナイフを突き立てる。しかし、ナイフを受け止めたのは、リコだった。「復讐なんてやめなって言ったじゃん…」と直輝に言い残し、血を流して倒れるリコ――。引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
- 第10話
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すべての復讐が終わった直輝(横浜流星)は、レン(清野菜名)を利用してしまったことに責任を感じていた。彼は、春男(升毅)と佳恵(椿鬼奴)を訪ねて謝罪する。春男は、レンをミスパンダにした直輝に怒りをぶつける。
直輝は、佐島(佐藤二朗)に会いに行く。あずさ(白石聖)と一郎(きづき)が犯した罪と自分の過ちを背負って生きていくと語る佐島。直輝は佐島に「自分自身に決着を付けようと思います」と告げる。
神代(要潤)は直輝から、ミスパンダの正体を聞き出そうとする。直輝は「ミスパンダは、もう現れません」と答えるのだった。
復讐を遂げたにもかかわらず、直輝の苦しみは深まる。直輝は、自分のしたことが間違っていたのではないかと思い詰める。
そんな中、突然、パンダちゃんねるの配信が始まる。「どうして…!?」と驚く直輝。配信の映像には、拘束された神代とミスパンダらしき人物が映っていた。ミスパンダらしき人物は、飼育員の手を離れてこれからは好きにやると言い「アタシが嫌いなグレーなヤツを片っ端からボコボコにしていきます!」と宣言する――。
ミスパンダの犯行予告で世間は大騒ぎになり、警察もミスパンダを追う。そんな中、GOBANにミスパンダが現れる。ミスパンダは春男と佳恵に、リコだと名乗る。春男は、門田(山崎樹範)が記憶のすり替えをしたと知りながら黙っていたことをリコに謝罪。リコは、春男と佳恵に感謝を伝えて去っていく。直輝は、ミスパンダを捜してリコの病室へ。リコの姿はなかったが、直輝は“2人だけでシロクロつけよう”というメッセージを見つける――。
その頃、ミスパンダは、神代と行動を共にしていた。ミスパンダの犠牲になったはずの神代だが、実はミスパンダの協力者となっていた。神代が入院中のリコを訪ねた時、彼女はすでに目を覚ましていた。リコは神代に、直輝を見張っていてほしいと頼んだ。神代から、直輝が死のうとしているかもしれないと聞いたリコは、直輝を救うためにミスパンダとなったのだった。直輝がアジトに駆け付けると、リコが待っていた。リコは「これからは私が1人でミスパンダを続ける」と言い、直輝に襲い掛かる。リコの攻撃を受け止め、抱きしめる直輝。彼は、リコが自分を消してもらうために挑発していることを察していた。リコを消したくない直輝は、催眠をかけることができない。そんな直輝に「私の夢はもうかなったから」と言うリコ。
リコは、刑務所にいる麻衣子(山口紗弥加)と面会していた。麻衣子は、自分がこれまでしてきた仕打ちを謝罪し「私の娘でいてくれてありがとう」とリコに告げた。リコは、母から娘として認めてもらえたことを喜ぶ。それが、リコの夢だった。リコは、私の代わりに死んでしまったレンに幸せになってほしいと願っていた。直輝は、リコの思いを受け入れる。「ミスパンダ、君に会えてよかった」「さよなら、飼育員さん」直輝はリコに別れのキスをして、催眠をかける――。
レンは、夢の中でリコと再会する。リコは「いなくなっても私はレンのそばにいるから」とレンの前から去っていく。病室で目を覚ましたレンは、リコが一緒にいるのを感じるのだった。レンはまもなく退院し、元の生活に戻る。GOBANへ向かう途中、直輝とすれ違うレン。しかし、リコは直輝に目もくれず、通り過ぎていく。直輝はレンから、ミスパンダと自分の記憶を消していた。すべてが終わり、鏡に向き合う直輝。彼は最後に、自分自身に催眠をかけ、これまでの記憶を消す。レンは囲碁に励み、順調に成績を上げていた。そんな中、レンは、パンケーキ店の前を通りかかる。レンが店に入ってパンケーキを注文すると、並びの席には直輝が座っていた。お互いに気付かないまま、パンケーキにシロップをかけるレンと直輝。その時、ふと横を見た2人は、見つめ合い――。
引用:「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」公式サイト
シロでもクロでもない世界でパンダは笑う/感想と評価
ドラマ「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。」は、いったいどんな感想や評価の作品なのかもご紹介します。
横浜流星さんの表情やしぐさの演技が良かったです。細かいところまで気を配っていて、繊細なお芝居ができる俳優さんですね。感情が激しくなる時とのギャップもすごかったです。画面にいるだけで絵になるほどの美貌にも毎回見とれていました。これから楽しみな俳優さんで、別の作品でもまた見てみたいです。
3話から見たのですが、すっかりハマりました。最初はミスパンダが非現実的に見えてついていけないかと思ったのですが、徐々にストーリーが分かってきて面白かったです。清野菜名さんが、1人で3役もこなしているところがすごいと思います。細かい謎が解けていない部分もあるので、続編を希望します。
設定が最初から無茶苦茶に思えて慣れない気がしましたが、クセのある展開や魅力のある演技を見ているうちに、その滅茶苦茶な展開が逆におもしろくなって毎回楽しみでした。
最終回は余韻が残る好きなシーンです。
良く行っても悪く言っても、今までになかったような新しいドラマだった。勧善懲悪的なところがスカッとするが、事件内容がちょっと要地だったかもしれない。ミスパンダが出動する基準(Mr.ノーコンプライアンスの指示)や直輝との関わりをもう少し掘り下げてほしかったと思う。ただエンタメとしては難しく考えずに楽しめるドラマだった。
演技も上手くてアクションも半端じゃない主演の二人はヤバかった。横浜流星は普通に歩いているだけでも今にも動き出しそうだったし、清野菜名は清潔感もあるのに怪奇的な演技もコメディもアクションもこなせる。最強の二人がアクションをしてくれて、見どころ満載で満足。
ミスパンダが事件解決という点に目が行っていましたが、もともとは直輝が父親を殺した犯人へ復習したいという負の感情が原点だったところは忘れてはいけないと思います。
復習に燃える直輝に「復讐をしてはいけない」と伝えたのは、殺された父・哲也と覚醒したリコでした。この2人の言葉がなければ、復讐の連鎖になっていたのだと思います。
ベースになっているテーマはドラマの中で重要だと思います。そのメッセージは見ていて本当に伝わってきました。
直輝が復讐を止めることが一番です。
どの回を見ても、ツッコミがないところがないのがすごいドラマ。ミスパンダに変身する時、着替えやメイクはどこでしているのかなどの初歩的な部分はもはや論外である。見ていてツッコめるからこそ面白いのがシロクロだとさえ思えてくる。文句なしにツッコミを続けられる喜びを与えてくれるドラマは、シロクロしかないかもしれない。しかもおもしろくて、結局毎回見てしまう。
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まとめ
ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」は、サスペンス、ミステリー、アクション、ラブストーリーと盛りだくさんの要素が入っています。
アメコミに登場するようなキャラクター・ミスパンダと、指示を出す飼育員さんという設定もおもしろいですね。
設定がちょっと複雑ですが、ストーリーはテンポよく進んでいくので見飽きません。
ラストシーンも好評です。
ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」を見るなら、Huluで1話から最終回まで見ることができます。
ぜひ本記事を参考に、ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」をお楽しみください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。